内実を伴わない言葉遊びへのお付き合い

inumash こんな内実を伴わない言葉遊びに付き合わなきゃいけないんだから社会思想とか現代アート界隈の人達は大変だね。
はてなブックマーク - Togetter - 「村上隆@takashipom氏、東浩紀氏、猪瀬直樹氏の語る、「自由と覚悟とはき違えと」・・・立場を越えたコミュニケーションと、立場を弁えないコミュニケーションとを履き違えるな��

お笑い界もちょっと景気が良かった頃に、社会思想とか現代アート界隈の人達や、本当ならそっちにいってもおかしくない人たちが流入きたせいで、少しそんな感じになってる。まあブームも終わりとか言われているおかげで、そういう人達が去ってくれそうなので、色々と一安心なのですが。
時代に逆行しろとか、革命とか反逆だと言い出す方が、よっぽど甘ったれてる。という風に僕も思うけど、リアリティのない批評こね回していると、どうしてもそっちに向かってしまうんだよなあ。
ところでそんな連中の親玉みたいな東京ポットの連中が、また「手数論」は我々のオリジナルだと、他人をパクリ呼ばわりしているみたいなことをTwitterで知ったけど(あいつらのブログやラジオなんてお笑いファンは触れちゃダメよ)、手数なんてM-1の審査員が、M-1の審査コメントでもっと前から言ってるじゃん。馬鹿じゃねえの? トミーズ雅も2004年の段階でラジオで「M-1は手数勝負」って言ってたと、自分はこの件が騒がしかったときに指摘しておきましたし、僕も2005年2006年の段階で、漫才を論評するにあたって「手数」というキーワードを使っているし、ラサール石井東京ポットの一年前に手数について書いている。ということを僕は2009年6月の段階で指摘しているんだけど、一切無視してきてるということは、今後この手の批判は相手にしないで、自分たちの都合の良い主張だけし続けるつもりなんだろうか? 本当にお笑いが好きだったり、しっかりと批評的なものを育てたいと思ってる人は、こんな連中は相手にしちゃダメですよ。
「手数論」なんていう誰のオリジナルでもない言葉や論理を、自分たちのオリジナルだと主張して、他人をパクリ呼ばわりするなんて、まさに「内実のない言葉遊び」であり、「議論の為の議論」でなく、「騒動の為の議論」に過ぎない。

484013538XM-1戦国史 (メディアファクトリー新書)
ラリー遠田
メディアファクトリー 2010-10-23

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