『平成22年度NHK新人演芸大賞』

帰宅したら後半からスタートで、オンバトの録画予約で前半しか録れていなかったので、順番逆になりましたが、全部見ることが出来ました。とりあえずアームストロングそんなに好きじゃない僕が、凄い見慣れている定番のネタやっていたのに、アームストロングが圧勝だったなあというような内容でしたね。
関西勢の話だけしますが、さらば青春の光は面倒くさい上に世界観もそれほど大きくないネタで期待はずれでしたが、それ以上に銀シャリウーマンラッシュアワーが酷かった。銀シャリはダブルボケというより、ほとんど橋本がボケで鰻がツッコミというネタになっていたし(締めも鰻のツッコミでしたしね)、ウーマンも完全にボケとツッコミが入れ替わっていた。ボケがキャラ付けようとして、マッシュルームカット、蝶ネクタイ、サスペンダーをし出すのと同じぐらい、ボケとツッコミを入れ替えるというのは、漫才師の分かりやすい迷走のサインですね。この二組は本来はM-1決勝候補のはずだけど、この調子だと大阪のレベルを加味しても、準々決勝や三回戦で落ちても不思議ではない。
なんか審査員もコメントに困っていて、リーダーなんかも露骨に風貌とかスタイルへの言及ばかりで、一切ネタの内容に触れようとしていないのが、もう今回の全てを現していましたねえ。というか予選観覧した者からすると、「どうしてspan!、のろし、かまいたちを決勝に残さなかったんだよ」という話になるんですけどね(笑)。
元々この大会は、優勝した組以外は低調という大会になることが多いんですけど、近年はその優勝者がナイツやジャルジャルだったりしたから満足感があったけど、アームストロングは今日のメンバーの中では圧倒だっただけだからなあ。
あと大阪と違って東京は、NHKの『オンバト+』と『笑いがいちばん』という、二題看板演芸番組の司会者が、そのままやっているというのが、大阪のようにUKとか藤本美貴とか、良く分からない人選と違って分かりやすくて良いですね(笑)。

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