『社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年』

社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年 - 琥珀色の戯言

溝畑さんに関しては、どうも誤解を元にした批判や叩かれ方が目に余ると思う。特に法律や経営に無知な前提での批判が多すぎる。いまだにトリニータは溝畑さんに借金してるわけだしなあ、差し引き色々あっても、自分を犠牲にしてチームに尽くした恩人だと思うよ。
ただこの人のやり方というか、こういうやり方しないとJの地方のチームは運営できない。というようなムード作ってしまった。というのはこの人の責任だとは思う。あとその後色々とあった会社だけど、ここで紹介されてる話は、どう考えても朝日ソーラーにとってマイナスだと思うんだけど? こんな話を公開されて平気なのかねえ。
しかしブラック企業や反社会的なことで問題になった企業などに、代表者が頭を下げるだけでなく、尻を出し根性焼きをされてお金を引き出すことでしか、維持することが出来ない文化って何なんだろうか。ということを改めて考えてしまいます。

408780528X社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年
木村元彦
集英社 2010-05-25

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