MONDO21の麻雀番組

いまは最新の「名人戦」の放送とともに、10年前の大会の再放送もしているのですが、伊藤優孝プロが不用意な振込で、解説の森山プロ、対局者の小島プロに、「あれがプロの打ち方か」と物凄い言われていて、10年前の対局でのミスを責められる映像が、こうして再放送され続けるというのに、プロというのは大変な仕事だなあと思ったりしたり、10年前の二階堂亜樹が可愛すぎるだろうとか、ゲスト解説に文化人とかを呼んでいるところに、昔の競馬中継を見る思いがしました(笑)。もうこういう作家とかに頼らなくて良いぐらい、麻雀のイメージが好転したんだなあと、その功績が「MONDO21」と、そこに出てきたプロ雀士にあることを改めて思うのでした。
あといまの「名人戦」は出場者のインタビューが、最後に組まれていますけど、出場者がベテランの大会で、それぞれ協会の要職に連なる人たちが中心とはいえ、皆さん熱心に普及やイメージの変化について、自分たちがしなくては行けないことを語られるのは、僕のこれまでの趣味の多くが、かつてのそのジャンルのバブル景気の余韻に浸っていて、その辺が疎かになっている人たちによって、ジワジワと首を絞められている業界が多いので、サイクルロードや麻雀といったジャンルを見ていると、普及の大切さを第一人者の人たちが、しっかりと認識していることは頼もしさを感じます。
土田浩翔プロのプロになった際に、「プロになった限りは、一番になりたいというより、麻雀のイメージを良くしたい。そのためには発言力がないといけないから、何かしらのタイトルが欲しい」というプロになった時に考えたこと、というのは熱かったなあ。おそらくMONDOでテレビ対局が始まってから、一番ファンを増やしたのが土田プロだと思うけど、あの本人以外理解不能な捨て牌やチーポンで、次々と勝ち上がっていく姿、そして対局に勝らず個性的な解説、それでタイトルを積み重ねてきたんだから、そりゃファンは増えて当然なんですが、強くありたいと思う理由を聞けて良かった。

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