日本にプロ選手の活動を支えられる総合スポーツクラブの文化とビジネスは育つか?

チームコムレイドが湘南ベルマーレに名称変更 地域密着型チームに生まれ変わる | cyclowired

ベルマーレの総合スポーツクラブ化というのは、口だけではないというのには頭が下がる。内情は良く分からないし、そこを見たら色々とあるのかも知れないけど、お題目だけではない姿勢は素晴らしいです。

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世界でプロ化された柔道やバレーボールってビジネス的に成功しているものなんでしょうか? バレーボールはイタリアでプロリーグがあるのはなんとなく知っているんですが、もしまだ存続しているってことなら、それはビジネスでも成功を収めているってことなんでしょうし、それは見習いたいところな気もします。

柔道はまだまだオランダやフランスの、有名サッカーチームを抱えている、総合スポーツクラブがメダリストなどを中心に、クラブとして抱えているという段階ですが、バレーボールはイタリアやブラジルでは、サッカーやバスケットボールに次ぐ人気のプロスポーツで、イタリアのプロバレーボールリーグは、何年か前に僕が見た数字では、セリエA(一部リーグ)の選手の平均年収が1000万円前後ということで、北米四大スポーツやサッカー、日本のプロ野球と比べたら安いと思われるけど、有料チャンネルの発展とボスマン以前の欧州サッカーを考えれば、そんなに悪い数字でもないですよね。
むしろ欧州においては、僕はマイナースポーツの野球に、プロリーグが各国にあると言うことを注目したいです。これ以前に僕が見たデータのサイトが、検索で探しきれなかったのですが、欧州ではマイナースポーツも良いところのベースボールですら、各国にプロリーグがあって、一部リーグの選手エピソードを聞くと、関西独立リーグの選手より良いお金貰ってる話が出てくるんですよね。
J SPORTSFCバルセロナの番組で、バルサの野球組織のレポートとか見ても、地元の選手は良く分からなかったのですが、中南米からの助っ人外国人選手は、明らかに野球だけで生活が成り立つ保証をクラブから受けていて、トップのサッカーはともかく、他の回でやっていたバスケットボールの選手と、あまり変わらないホスピタリティをチームから受けていたのは、かなりショックでした。
「イタリアでうっかりプロ野球選手になってしまった」という、八木虎造さんにしても、簿給とはいえセリエCという四部リーグで、プロ野球選手として給料が出ていたというのは、やはり考えさせられることの方が大きいです。