2009/11/23 本日のテレビ番組〜紳助、さんま、よゐこ

三つとも見事に裏番組、ザッピングと録画を合わせて観ました。

『クイズ！紳助くん』

珍グルメ特集ということで、最後はシュールストレミングを食べるという企画で、長野に虫を食べに行ったり、最近メディアに良く露出している「土のスープ」の店とか行ってたのですが、一番最初に訪れていたのが、僕が東京に行くと、ほぼ必ずタケルンバ卿に連れてかれる、新宿の中華料理店でした（笑）。俺も知らないうちに牛のペニスやら脳みそ食ってたのかなあ？（笑）

最近の電視台のスペシャルで多くなった、芸人50人が客席に座ってのパターン。さんまと一緒に陣内智則とほっしゃん。が、さんまさんに芸人を紹介する東西役で出ていましたが。もう『ジャイケルマクソン』の感想で、毎度のように言ってることを、またここで言うのもアレですが、陣内が拙すぎる（笑）。ワンテンポ遅いとか、一人だけみんなでやるノリが分かってなかったり、ほっしゃん。だけで良いわとマジで思った。
ここ最近のさんまさんは、若手に強いゴールにつながるパスを出すので、見ていて緊張感は変わらないけど、前のこの番組での銀シャリの橋本みたいに、さんまの強いパスをトラップできれば、着実にゴールを決められるようになっている。今回もハロー植田への「baseやったら受けてしまうでしょ？」とか、媛ちゃんのときには、友近にスカウトのママ役をアドリブでさせるとか、凄いキラーパスが次々に出てくる。こういう絡みさせると、友近は掛け値なく面白いから嬉しい。テントさんはもう、今年も一度は見ることが出来たのが、ただ嬉しい限りです（笑）。
しあつ野郎はモノマネしていない時も、完全に巨人師匠になっているのが面白い。その後の先輩が怒っている時の対処法、宮迫のあまりにもヘタレな話に、改めてガッカリ、そういう小物臭がする話は、宮迫のキャラではあんまりしない方が良いと思う。その後のマネージャーの失敗談も、マネージャーが変な人というのだけが立って、笑い話になっていない。やっぱり宮迫は他人の失敗談を話するのが下手だ。
その後に太平サブローの話ですが、サブローさんはテレビで見ていても、普通に短気なの分かるけどなあ。あと友近のマネージャー話は、毎度のことながら、本当に嫌な奴という感想しか残らない。友近は「自分が気を紛らわせて言ってるんじゃない、相手の教育のためにやってるんだ」って言ってるけど、あんな言い方だったら、気を紛らわせるために怒鳴られた方がいいですよね。よく今まで誰かに殴られるとか、そういう目に遭ってないよなと思います。さんまは友近に「そんなことでいちいち怒るな」という風に、話を持っていこうとしているけど、それに友近は言い訳というか弁解しているんだけど、いえば言うほど友近は引くわ（笑）。
なんか僕は友近筆頭に、あいはらとか、小薮とか、馬場園とかの、この手の単にこいつらが嫌な奴らなだけじゃない？というトークを笑いとして面白がって聞ける人たちが、本当に良く分からない。これを面白がれる神経が理解を超えている。特に小薮は、のりおさんに褒められていたところが、全く無くなってしまったよなあ。のりおさんは、たむけん、へびいちごの島川さん、小薮の三人を評価していたけど、結局その通りに成長したのはたむけんだけでしたね。
最後にくまだまさしの、自分みたいな芸風で子供がいじめられないか？という相談に対して、「いかりや長介さんでも、子供がいじめられるから役者にシフトしたんだから無理」という話になって、結論が「離婚するしかない」という悲しいオチになりました。でも鶴太郎さんとかも、お笑い止めていたのってそういう理由ですからね、最近バラエティなんかに鶴ちゃんが復活しているのは、お子さんが大人になったからなんでしょうね。
電視台のスペシャルは60分トークで、次週にクイズを60分というのが定番ですが、次回予告でクイズのゲストが陣内智則、土肥ポン太、中山功太、ガリガリガリクソンって、明らかに一人だけ浮き上がりすぎでしょう。こういう仲間内押しのバーターがあるから、最近のよしもと系の番組って見ていて嫌になる。完全に実力勝負じゃなくて、コネや付き合いの世界になってる。
さんまさんが本編で濃い強い勝負をしているだけに、大阪の環境がいかにヌルい、コネと贔屓だけが物を言う世界になっているか、思い知らされた番組でした。こんなシュートな環境、大阪で芸人やっていたら、そんなには巡り会えないでしょう。

『笑・神・降・臨』出演：よゐこ

楽しみにしていたよゐこさんの『笑・神・降・臨』でしたが、ほとんどが単独ライブの「ゲームネタライブ」と「アニメネタライブ」からのネタ中心でした。まあ版権ネタばかりなので、DVD化とかほぼできないから、こうしてテレビでまたやってくれるのは嬉しいけど、どうしてこのチョイスなんだろうと思ってしまう。よゐこはミドルクラスの世代の芸人が、昔の名作をやるという番組にも、新ネタを持っていってすべったり、濱口さんがバトルの頃の『笑いの金メダル』に出演したがっても、有野さんが拒否したように、テレビで自分たちのコントが面白いということに、気付かれたくないのかな？とすら思ってしまう。ネタが面白いことがばれたら、自分たちのテレビのキャラに邪魔ぐらいの計算は、していそうな気がするんだよね。有野課長のキャラも、地上派では有野さんほとんど出さないし。