生き残るのを邪魔する正論なんて耳を塞いで構わない

この二件は、結局昨日書いたことの続きのようにも思えるのです。世の中で生きていくにあたって、一番大切なことは、人間が読み書き計算出来るようになった方が良い、最大の理由は「ボラれないように気を付ける」為だと思っています。
だけど本当なら助かる人が、助けを求める術がある人、そこから逃げ出して良い人が、正論に邪魔されて何も出来なかったり、脱出する術を見失っていることが多すぎる。

クローズアップ現代10月7日放送「“助けて”と言えない〜いま30代に何が」書き起こし - Imamuraの日記

親がいくら年金もらっているかも知らない。国に救ってもらえる制度があることも知らない。それに頼ることを格好悪い、社会悪のように思い込んでしまうような状況を作っているのは、血の通っていない正論であったり、他人を思いやれない声が邪魔している。でもそれで人を殺してしまっては意味がない。正しい社会が人を殺すよりも、正しくなくても人に頼って、社会にすがって生きていく道を示してやるべきです。いつ自分がその立場になるかなんて、この世の中は本当に分からないんだから。

捨印を言われるがままに押していませんか? - スラッシュドット・ジャパン

これは関係ない話かも知れないけど、物凄く関係あるのです。さっきまでの話は、本当なら貰えたものが、知識や情報がなかったことで、得られないと言うことは、ボラれているということなんです。そしてこれは知らないことで失う可能性がある、そしてこれも正真正銘、知らないことでボラれるということです。
こんなに知らない人がいたんだと驚いた。ヤバイです。みんな『ミナミの帝王』と『ナニワ金融道』と『カバチタレ』は読んでおけ、マジで。それだけでも全然ボラれない知識は得られるから。
この三つの漫画に書いてあるようなことは、裏技だったりすることもあるけど、知っていたら間違いなく救われる、少なくともボラれることはないことが身に付くから、読んでおいて損はないですよ。という程度のことを、みんなで教え合って共有するところから始めたい。
とりあえずいまは生き残ることが、そのための知識と知恵を出し合いましょう。そのためには正論なんて邪魔なだけです。