昔の演歌は良かった
演歌というか歌謡曲は良かった。そんな風に思わせるのがこの二曲だ。
歌詞は深刻なこといってるのに、コミカルな曲調に唄い方だけど、当時4歳だったけど、小さい頃この歌をフルコーラス歌えた記憶がある。
この曲と『北酒場』も、子供がすぐに覚える演歌のだった。この二曲、まあ『北酒場』も入れて三曲を聴いてると、最近は演歌が売れないというけど、やっぱりこういう入りやすい曲がないんだよね。近年になっても売れた演歌は、『孫』とか『箱根八里の半次郎』みたいに、きちんと入門編として入りやすい、初めての演歌として聞きやすい歌はきちんと売れている。
最近の演歌歌手や、演歌の作詞や作曲している人は、「若い人ももっと演歌を聴いてくれ」とかいってるけど、若い人とかこれまで演歌を聴いていない人が、思わず耳を傾ける、知らず知らずと口ずさむような曲を作っていない。
いつまで経っても新規開拓を、『津軽海峡冬景色』や『氷雨』やテレサ・テンのカラオケに頼っているようでは、そりゃ演歌はどんどん先細りするよ。大体老人人口が増えてるのに、先細りしているということは、普通に若い人だけが聞かなくなってるわけじゃないじゃないか。
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