嘉門達夫がビクター時代を総括するベストアルバムを発表
ゴールデン☆ベスト 〜BEST OF 替え唄&ヒットソングス 1989-1996 〜
この選曲をどう思いますか? という質問を受けたので率直に「二枚組にしてまで入れる必要性のない歌が、アルバム一枚分はある」と答えました(笑)。それにそうした方が、1500〜1800円ぐらいの値段に出来たわけだから、古いファンの掘り起こしや、新しいファンの獲得に役だったように思うんですよねえ、いま嘉門達夫に3000円払える人達って、それぞれの曲が収録されたオリジナル盤を持っているような人達ばかりだと思うし。
オリジナルSIDEから五曲ぐらい削って、『替え歌メドレー』の1〜4と、『勝手にシンドバッド』か『サザン替え歌大メドレー』のどっちか入れたら、それで良いと思うんですけどね、『TK替え歌メドレー』とか『紅白バージョン』とかは、普通にいらんでしょ。あとハンバーガーショップは『ハンバーガーショップ(国会編)』も入れるべきでしょう。もっとヤンタンリスナー世代に、媚びたセレクションにしても良いのではないでしょうかねえ。
なんか昨日の続きになるけど、嘉門達夫はここ十年どうも中途半端ですよね、「バブルの頃は良かったね」みたいな歌を、石田純一あたりと組んで出すぐらいの、開き直りが出来たら、まだまだ生き残れるし、役割も回ってくると思うんですが、それをするにも微妙に時期を逃した感があるか。
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