国際親善試合「オランダ vs 日本」
日本、オランダに０−３で敗北 - FOOTBALL WEEKLY
正直、オランダがグダグダ過ぎ、これは最終スコア0-2ぐらいで、勝っちまうぞ。という風に思っていた時間もありました。スミマセン、世の中はそんなに甘くありませんでした。
そんなオランダ相手に、結局こういう結果にしか鳴らないのかとか、どうせならオランダは“サンドニ”やってくれよとか、そこまででも無かったというか、なんか出来の悪いオランダ相手に、勝てそうな気配出しながらも、結局最後は惨敗というのは、なんか奥歯に物挟まった結果でしたねえ……。というかなんで交代枠を二つしか岡田監督は使わなかったんだろう？ いくら唯一の初招集だった森本も辞退で新顔はいないとはいえ、交代枠を二つしか使わないのは、真剣勝負の予行練習とか、この時期にやる意味もないと思うんですが……。やっぱりどうしても今回の日本代表においての、岡田監督のやっていることは、理解出来ないことが多いです。まあこういう疑問に岡田監督は、基本的に答えないという姿勢も、代表監督としてはどうなのかと思う。岡ちゃんを断罪しすぎるのも問題だけど、罪がないかというと違う気がする。少なくとも会見の話し方が「他人事っぽい」という指摘が、特にアンチという人以外からも出ているのは、世論と共に戦わないといけない。サッカーファン以外の層も立ち上げさせないといけない、代表監督としてどうなんでしょうか？ とりあえずガチ言うてたし、実際にガチの人選と選手交代をしたにも関わらず、負けて終わってからは、ラボみたいなこと言い出すのは格好悪いよ。
前半は中盤のバランスが凄く良くて、これでは本田△が入らないのは仕方ないかと思ったけど、サイドバックの二人の守備不安から、その安定が崩壊していったように見えた。やはり内田は将来性があるのかも知れないけど、現状でA代表の選手として引っ張ることには、良いことだとは思えない。長友も攻撃力はあるんだろうけど、というかあるのは分かったけど、このレベルでその守備力は問題ありすぎでしょう。ある程度、国際的に見ても攻撃力の高い中盤を擁していても、このサイドの弱さでは中盤が振り回されてしまう。長友と内田の攻撃力に賭けるのならば、2002年の戸田、明神クラスの守備力が、中盤に配置しないと世界のトップレベルとは戦えないでしょう。ましてセンターバックにも、上がったら戻ってこない闘莉王がいる以上、このチームは中澤にも不安が出始めていて、4バックへの安心感が全く無いに等しい。
両サイドバック、内田＆長友は寄せの甘さ反省 - サッカー - SANSPO.COM
これジーコなら、4バックは総入れ替えだったでしょうね。最も今回は本職のディフェンダーを、総入れ替え出来るほど連れて行ってないんですが、それでも「今野−阿部−岩政−駒野」という素敵な布陣で総入れ替えを、ジーコならしていたかも知れませんが（笑）。ただ岩政は怪我しているという話もあるので、そうなると「駒野−阿部−今野−橋本」という布陣も……ってこれ以上ネタにはいるのは止めておきます。ちょっと反省します。でも中澤と闘莉王に何かあったら、そして二人とも慢性的な故障も一応抱えている身な訳で、長友と内田にも相当な勤続疲労がある。このままバックアップを用意しないで突き進んだら、本当に本番この布陣になりかねないですよ。というか中澤のただいるだけだった守備と、闘莉王の上がって帰ってこない悪癖は、やはり不安が大きすぎる。
前半、日本が無失点で行けたのと、そこそこやれそうだったのは、オランダのサイドとボランチが弱かったから、ファン・ブロンクホルストがコンバートされて定着していたけど、やはり世界的に見てサイドバックの人材難は深刻で、この問題が世界で唯一無いというのは、ブラジル代表の最大の強みに他ならない。あとはスペインがブラジルほどではないけど、ある程度はいるという状況です。
スポーツナビ | サッカー｜日本代表｜オランダ戦後 選手コメント（１／２）
本田△に関しては、これほど周りが気を遣ってあげないというのは、少し今までの日本代表の例になく、試合を見ていて戸惑いましたが、このインタビューを見る限り、問題を抱えている気配があり、特に中村俊輔の本田△に対してだけでなく、言い過ぎているのは僕は心配でならないです。元々、僕は俊輔と闘莉王はプレイヤーとしていくら素晴らしくても、メディアを通して監督やチームメイトへの不満を言うところが、凄い引っかかっていたので、俊輔はそういうことが無くなったと勝手に思っていただけに、ここまで言ってることには、僕は不安しか出てこないのです。
とりあえず日本側としては、長谷部はやはりこのレベルが相手になると、ブンデスリーガの優勝チームでスタメンを張ったというのが、どういうことなのか良く分かります。もう長谷部は何があっても、ワールドカップの本戦の11人から外してはいけない。
しかし前半のサッカー続けられない日本、後半みたいなサッカーされたらやられちゃう日本、というのはどうしたものかなあ。一朝一夕で変わるものじゃなさそうなだけになあ。あれだけ後半バテバテだったのに、駒野も橋本も稲本も連れていきながら、何も手を打たないというのは、もう実験だったというアリバイ作りにしか思えない。それに交代で言うと、あそこまで周りが本田△を使う気がないのなら、もう思い切って本田△を下げて、前田か松井投入でも良かったし、やっぱり平山か寿人は連れて行くべきだった。本田と松井はどちらかだけが中村の控えとして連れて行かれるだけ、というのが確定のように思えた。
あと試合開場の広告が日本語や日本企業ばかりだったのは、ジーコの時のチェコ戦かハンガリー戦がそうだったように、ホーム側はオランダの広告が、バックスタンド側は日本語の広告がテレビカメラに映るようにして、それぞれ逆から撮影していると思われる。だから日本のテレビの映像って、バッグスタンドから撮してた映像で、ホーム側が映ってましたよね。
オランダ代表監督「日本には驚いた」 - FOOTBALL WEEKLY
オランダの選手をここまでイライラさせたこと、それをどう活かしていくか、次の試合ガーナ戦にどうするかが大事でしょう。
スポーツナビ | サッカー｜日本代表｜ニュース｜韓国が豪州に勝つ 国際親善試合
アジア最強は、いつまでもこの国のものなのか……。
