若手芸人が売れる為にしないといけないことは?

この三つの記事を並べるのは、自分にとってある程度、共通のテーマというか、いまの若手芸人界隈の問題点の、一つの共通項を見出せるからです。ただそれが何かまでには、言及しないで素材と僕の感情を生で出すような文章だけで、これを括ることをお許し頂きたい。

雨上がり・宮迫 「天然素材がイヤ過ぎて、自分で歯を抜いた」 | 世界は数字で出来ている

天素はユニットの冠番組が、大阪で放送していなかったこともあって、ああいう方向に突き進んで行ったのは、当時お笑いファンとして見ていても、訳分かんなかったんだよなあ、当時ラジオ大阪でナイナイ以外の天素メンバーがやっていた帯番組をやっていたけど、雨上がりもFUJIWARAバッファローもチュパも、みんな日を追って心が病んでいるのが、ラジオを聞いてるだけでも伝わってきて、本当に辛かった。
そして嫌なことを我慢してやっていて、全員が売れたら良かったんだろうけど、売れたのはナイナイだけ、一方で天素からドロップアウトしたTEAM-0は、ダウンタウンの番組のレギュラーになり、クビになったぜんじろうは『テレビのツボ』でブレイク、そりゃおかしくなって当然だと思う。よく天素メンバーって、誰一人欠けずにいまもお笑いやってる。そのこと自体が奇跡に近いでしょう。

M−1 2009 ですね〜! | かにこたつのなんでやねん

有る芸人さんが「1回戦敗退したら芸人を辞める」と言い出したっ!!!私は非常に悲しく悔しい気持ちで一杯ですっ!!!
最近の若手芸人さんは、向上心が無い様な気がします!!!落ちても落ちても這い上がって行く気持ちが無くオーデション落ちに慣れてしまっているのでしょうか?????

前にも書きましたが、この時期は一気に解散が多いシーズンになってしまいましたね。自分たちのことを、他人に決めて貰っているようにしか見えないですよね。

審査員にボロカスに言われて凹んで落ち込んで、そのオーデションには2度と参加しないのが今の現状だなぁ〜!と思いますね〜(>〜<)=!

一回キツイダメ出しされて、もうあのオーディションには行きたくない。という風潮は多いですよね、ライブのトークコーナーとかですら、あれだけ噴出しているんだから、実際はもっと大変なことになっているんでしょう。天素の人達の苦悩とは、あまりにも遠い価値観の持ち方でしょうし、あの頃に嫌な目にあった先輩たちが、「嫌なことは我慢しなくて良い」という価値観を広げすぎて、それを受け取る方も広く取りすぎているのかも知れない。

売れている人たちは笑われることを引き受けている - お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ダイノジ大谷に対する自分の違和感が、これを読んでようやく分かった。大谷自身は「引き受けていない」し、「自分は引き受けていない」とか言いながら、でも引き受けている人達を讃えることによって、そっち側に立った物言いするところが、自分には鼻に付く。あとブクマで「テリー伊藤にでもなりたいのかな」と言われているけど、大谷がやっているDJイベントとかが、吉本の先輩とかに必要以上に叩かれてるらしいのも、なんか端で見ていて、大谷がどこに行こうとしているのか、何を目的でやっているのか見えてこない。それでも本人は内側で不安は抱えていても、外見で自信満々なところが、訳分からないんだろうな。
「大谷って芸能界の論理をこっちに強要する感じがするんだよなあ」という指摘もあるけど、これは吉本の芸人に「格好付ける派」と「格好付けない派」というのがあって、「格好付ける派」の側の芸人さんによくあね傾向ですよね。逆に言えばこういう「芸能界(お笑い界)の論理の強要」という文化があるからこそ、『ヘキサゴン』とか『アメトーーク』みたいな番組が成立するようになった。
ただ僕はユーザーに、作り手や送り手の気持ちを理解して貰うというのは、破滅の一歩でしかないと思っています。

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