『爆笑レッドカーペット』2009年8月22日放送分

やっぱりNON STYLEは良い形で、ゆっくりだけど進んでいると思います。銀シャリは、この番組ではずっとこのパターンだけど、やろうとしたいことは分かるけど、まどろっこしくて、今のテレビ向きじゃない。超新塾は衣裳じゃなく登場で、最初は身内ノリのユニットコントみたいなネタかと思ったら、後半は自分たちのパターンに持って行って、きちんと爆笑取っていたのが見事でした。この辺が同世代の吉本芸人とは違うところで、違うから吉本を出たのか、吉本から出たから違うようになったのか、その辺は検証していきたいです。
イシバシハザマの「おかしな話」の改良版は、やっぱり素晴らしい。今年のM-1決勝で見たい。のろしはこのネタのやり方でも、普通に一般荘に受けていて一安心。ただM-1は三回戦までなんだろうなあ。今ちゃんのネタ後のコメントに大笑い。
ハマカーンもこのパターンになって、やはり一気に面白さのランクが上がった。二人ともそんなに漫才巧くないけど、それにあったネタを作ってきた。こういうコンビがM-1で活躍したら、ちょっと痛快なんですけどね、今までの評価軸と全く違うから。こういう並列的なボケで、お題に沿ってハガキ職人的なボケを出していくネタは、ベテランの漫才作家とかの評価があまり高くない傾向が、賞レースの審査見ているとあるんですけど、ここまで一つ一つのボケの精度が高いと分からない。またこの「スイカ割り」は「海」や「ハンマー投げ」ほどの精度はないですけどね。この後に出てきたハライチもそうだけど、一つ一つの言葉の選び方に、丁寧さが見えるコンビは良いですね、この辺を安易に考えているコンビが、最近多いことが、この辺のコンビが浮いてきた理由なんでしょうが。
ダブルブッキングは、こういうパターンのネタやるのなら、もうジャルジャルがいるから、別に良いんじゃないの? という風に思ってしまう。ダブルブッキング、シャカ、ホームチーム18KINエレキコミックとか、完全に売れるタイミング失った人達は、今までと同じ事していても厳しいし、かといって号泣や18KINみたいな活動休止や解散も悲しいですしね。だからダブルブッキングの黒田は、今回、今田さんに掘り起こして貰ったところを、うまく使っていって欲しいです。東のサバンナ高橋になりましょう(笑)。そして掘り起こして貰った人、天津・木村はもう完全に今田さんとのコンビ芸ですよね、この番組でやってることは(笑)。Wエンジンはこのネタで、あんまり直接的なシモネタはしない方が良いかなあ?

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