「笑い」にジャンル別の優劣などは存在しない

正直、何を小さいこと言ってるんだろう? という風に思いました。

今週の「バクマン。」がダメな理由 - 足立淳のブログ彼岸花・改訂版

漫画家さんは漫才とかバラエティ大好きな人が、得にギャグマンガ書いてる人は物凄く多いじゃないですか。原作者がラッキーマンの人というのは、もう事実として書いていきますが、『ラッキーマン』にどれだけテレビのバラエティや、お笑い芸人の元ネタのギャグがあった? テレビのお笑い大好きに決まってるじゃん。
というかこういう「テレビ>マンガ」「マンガ<テレビ」という話が、根本的に馬鹿馬鹿しくて仕方ない。純粋にお笑いとかギャグが好きな人は、マンガとかテレビとか映画とか関係なく、みんなギャグやお笑いが好きだし、リスペクトしあってるんだよ。
タモリ赤塚不二夫によって発掘され、松本人志赤塚不二夫をリスペクトし、そして明らかにダウンタウンの影響を受けているギャグ漫画家が、どれだけこの十年出てきたかを考えれば、「テレビ>マンガ」を認めるのか? なんていう話が、あまりにも小さいところに拘りすぎでしょう。
というかこれ言い方違うだけで、手塚治虫とか堀井雄二とかが言ってる、「マンガやゲームを作りたかったら、違うジャンルの映画や音楽ももっと触れなさい」という、お馴染みの説教を、大場つぐみが違う言い方でしているだけですよね。

とっても!ラッキーマン 1 (集英社文庫 か 53-1)とっても!ラッキーマン 1 (集英社文庫 か 53-1)

とっても!ラッキーマン 2 (集英社文庫 か 53-2) とっても!ラッキーマン 3 (集英社文庫 か 53-3) とっても!ラッキーマン 4 (集英社文庫 か 53-4) とっても!ラッキーマン 5 (集英社文庫 か 53-5) とっても!ラッキーマン 6 (集英社文庫 か 53-6)

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