天津はキャラと漫才での役割が合っていない?

天津の漫才についての考察 - 一汁一菜絵日記帳

まず言えるのは、「天津はもはや木村の方がキャラがある」ということなんですよねえ、何年か前には思いも寄らなかったことですが(笑)、外すときもあるけれど、最近は出てきたら何か期待感を与えるようになっていて、別に天津で詩吟やったり、エロいことをする必要はないんですけれど、せっかく木村がいまキャラ立っているにも関わらず、そこを全く利用しないというか、木村の個性を隠していくようなやり方しているのは、やはり少しもったいないように思いますよね。取って付けたような作りの割には、「キャベ2」のCMだって巧くハマっていますし。
これはダイアンにも言えることなんですが、天津は不器用と見られているツッコミの方が意外と器用で、キャラがあってコンビの面白い方とされている方が、案外と一つのことしかできないし、だから津田がテンパったりすると、ダイアンって必要以上にグダグダになるし、天津は木村に振りなどを大きく依存しているネタになってる割には、木村の個性が出ない構造になっているのが、しんどい所だなあと思ってしまう。
まあでも現状で、この四人の中で将来が不安なのは、向だけなんですよねえ、木村は何となく詩吟キャラが廃れても、東京でタレントとして生き残っていきそうだし、ダイアンは大阪に居残ったとしても、東京に移ったら空くであろうサバンナの仕事が回ってきたりして、しぶとく生き残れそうだけど、向に関しては、いま一番セーフティネットとして狙わなくてはいけなかった、本物のオタクの人たちに嫌われているというのは致命的ですよね。
まあでも天津向のオタクネタって、基本的にオタじゃない人が、オタじゃない人に向けてやる、オタクを笑いものにした構造の笑いだから、そりゃオタクの人には受けないし、「向は本当にオタクなのか?」という話も出るんですよね、その辺を一般のお客さんとオタクのお客さんの前で使い分けられないというのは、10年間そっちでやったことがなかったから、分からなかったのかも知れないけれど、色んな所で失敗しているのに、その辺が理解出来てなさそうなのは困った所なんですが。
下手したら木村の方が「ぱにぽに詩吟」とかを、どっかのアニメ専門チャンネルで依頼されてやったり、深夜アニメで木村のパロディされたりしそうですからね、下手したら今の流れだと、木村がピンで「クレヨンしんちゃん」とか「プリキュア」のゲスト声優で呼ばれてもおかしくないわけで、それは天津というコンビにとって、どうなのよという事になりますからねえ。

天津 木村のエロ詩吟、吟じます。天津 木村のエロ詩吟、吟じます。
天津木村

ケンコバ伝説~星になった言葉たち~ 笑魂シリーズ ナイツ 「ナイツのヤホーで調べました」 [DVD] 女の魅惑帳 男の魅力帳 オレは絶対性格悪くない! 人志松本のすべらない話 其之伍 初回限定盤 [DVD]

by G-Tools