芸人の芸歴は自己申告に任せればいい

エルシャラカーニ - タコ息子のBlogでなぐり書き

もう何かバカバカしいという思いもあるのですが、芸人の芸歴、特にコンビ歴なんていうのを、どこで判断するかというのは、凄く難しいんですよね、本人の気持ちと事務所の思惑の違いというパターンもあるし、アマチュア時代というのがある芸人さんで、そこまでカウントする人もいれば、他の事務所で活動していた人で、その後色々とあって事務所を変わった時に、新しい事務所が以前の芸歴を把握せずに、もしくは認めなかったりして、自分たちの事務所に所属した年から、芸歴をカウントしている事務所も現実に沢山あります。
個人的な思いを言えば、無名時代の名前の時とか、アマチュアからプロになるとか、大手事務所に移籍するなど、環境が大きく変わるといったきっかけで、芸歴をカウントゼロに戻すというのは、他にも普通に沢山行われていることです。というかエルシャラカーニがダメというのなら、他にも一回戦や二回戦エントリーしているコンビで、名前や事務所が変わったから、出ている芸人沢山いるよ? 全部名前言いましょうか? 過去のセミファイナリストにもいましたよ、という話になるんですよね、これ厳密に適用したら、今の事務所に入った年をデビュー年にしている事務所も多いから、相当に混沌としたことを引き起こしかねないです。
僕は個人的に、M-1とかのコンビ歴というのは、プロの舞台を踏んだ時をスタートとする芸歴で良いと思っていて、例えばりあるキッズなんかは、吉本に入る前のアマチュア時代の何年かもコンビ歴にカウントされていて、もう出れなくなっているのは可哀想だと思いました。例えばM-1甲子園とか出ていて、一年間に数回しか漫才していない時期が、コンビ歴にカウントされるというのは、結構酷なことだと思うのですよ、またNSC在学中からいまのコンビ組んでいます、というコンビが一年目をどこに数えるのかという問題も出てくる。事務所や芸能界的には養成所時代というのは、芸歴にはカウントされないわけですからね。
だからこの辺の芸歴というのは、プロの初舞台からカウントする、そしてプロとしての中断期間がはっきりとある場合は、一からスタートでいいと思う、漫才でお金が貰えるようになってから、芸歴をカウントするで構わないでしょう。
だから僕はエルシャラカーニは、9年目という自称をそのまま認めてあげれば良いと思います。売れる前の芸歴と、売れてからの芸歴では、その質と密度が違いすぎる。もちろん公に発表してからの変更は流石にダメですよ(笑)。
しかしこの件で、M-1のスタッフブログのコメント欄が、結構アレな事になっているようですが、こういう事を防ぐためにM-1の公式サイトって、掲示板を今年から廃止したんじゃないの? という風に思ってしまった。こういう話には主催者が反応するべきではないでしょう。

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