続・ナイツがなぜM-1で敗れたのか

去年は大事な準決勝で、去年の勝負ネタだった「SMAP」ではなく、今年になってブレイクしてからのオンバトで披露して、オフエアになった「スピルバーグ」だったのが、去年の敗因だったのでは？ ということは前回も述べましたが、そういう意味では今年は「サザンオールスターズ」と「清原引退」という、名作が二本確実にありますし、「ドラゴンボール」も良い出来ですから、大丈夫じゃないかと思いますし、逆にこれだけの名作を複数抱えながら、もし今年も準決勝でネタ選択を間違えたら、それはそれでそういう判断しかできないと、割り切ってしまえる用にも思えます。
去年の予選でしかやってないから、「SMAP」を決勝で持って来るということも、充分に考えられるんですが、ただナイツは「ヤホーで検索して」とか「沢山ミセスを犯してしまって」とか、ただでさえ全ての漫才において共通キーワードが多いから、二本ネタするのは元々不利なので、「SMAP」と「サザン」という同じタイプのネタをつなげてくることは、さすがにないかなと思いますが。
とりあえず今年のM-1を予想するにあたって、常連の笑い飯を基準にして考えれば、やっぱりNON STYLE、オードリー、ナイツの三組が抜きん出ていることは、疑いの余地がないんですよね、笑い飯が4位だったら？ というお題で考えると、必然的にこの三組が浮上してきてしまう。
笑い飯はもう少しミディアムテンポでかつてのＷボケをするか、思い切って西田がボケ、哲夫がツッコミのオーソドックスなスタイルにするしかないと思うんだけど、なんかそれに気付くのって、M-1の呪縛が解けた、11年目以降な気がしてならない。

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笑魂シリーズ ナイツ 「ナイツのヤホーで調べました」 ナイツ by G-Tools

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