ウオッカが歴史的な名勝負となった天皇賞を制する

スポーツナビ|ウオッカ優勝、スカーレット下し現役最強の座に=天皇賞・秋

府中のフジテレビのカメラワークで、若干ダイワスカーレットが差し替えしたように、僕には見えていたのですが、すぐに「これは同着でもおかしくない」というぐらいの、僅差の勝負になっていることを理解しました。レースは家のテレビで観たけど、写真判定中は駅まで歩きながら、ワンセグに耳をやっていて、駅に着く直前、番組が終了する直前に「ウオッカです」の一言は、凄い感動的でした。
完全にダスカが差し替えしたと思っていた身としては、最後にクビの上げ下げで制したウオッカは、やっぱり何か持ってる馬です。というか武豊、これが今年のJRA重賞3つ目というのは驚きだし、そりゃ生きた心地もしませんよね、しかし「武豊が重賞を勝てない」ということが、声高に多方面で叫ばれるようになったら、しっかり勝つというのも武豊らしい。

本当にホッとしました - 日記・コラム 武豊オフィシャルサイト:@nifty

この辺は99年の有馬記念の記憶も新しい身としては、裏返しの結果となったことに、思いを馳せてしまうわけです。
しかし一度は完全に勝負外になりながらも、一時は差し替えして、最後は首の上げ下げの勝負に持ち込んだダイワスカーレット牝馬二強に真っ向勝負で肉薄したディープスカイ、そして三強との写真判定に入り込んだ、カンパニーとエアシェイディと、上位五頭の役者っぷりは素晴らしかった。
こんな素晴らしい名勝負を制したウオッカの持っているのは、並々ならぬ星の強さでしょう。オグリキャップトウカイテイオーのように、同時代にもっと強い馬はいたような見方も出来るけど、その時代を象徴する馬として、彼らの名前が上げられるように、この勝負を制したことが、最強論ではなく、時代を象徴する馬として、ウオッカの名前が上げられるようになる資格を得ていくのでしょう。
しかしよく考えたら、また青嶋達也アナ実況のG1は、実況アナが勝ち馬を言い切れない、僅差の勝負になる法則通りになりましたね(笑)。

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