「爆笑レッドカーペット」2008年10月29日放送分

ザブングル「鬼教官」

やっぱりザブングルは、M-1の決勝に出たのは失敗だった気がする。こういうコントの方で先に世に出た方が良かった。まあ逆にあれで割り切れるようになったのが、今年の活躍に繋がっているのかも知れませんが。

いとうあさこ浅倉南38歳」

過去のいとうあさこのキャラと、やってることは変わってないのに、これでブレイクしたのは、いとうあさこも割りきれるようになった殻なんだろうなあ、あの下っ腹はリアルすぎる(笑)。

マシンガンズ「世の中腹立つこと」

世の中の女に対する不満をぶちまける路線から、自分たちに対する心ない対応やコメントに対して切れる路線に転換して、ますます勢いが出てきました。本当に現在世間的に当確ランプが点っている人たちが、準決勝でヘマをしたら、M-1決勝という道も見えてきたと思う。そんなに上位にはいけないだろうけど、決勝を引っかき回すことは出来ると思うというか、そういうタイプをそろそろM-1は決勝に、また一組ぐらい入れるべきでしょう。

ものいい「ロボットコンテスト大会」

ものいいは、そんなに評価してなかった時期も長かったんですが、なんかここは馴れてきた方が面白いですね、面白がり方が浸透するというのは大事なことです。

ハイキングウォーキング「テキトーなオヤジがやっているスーツ店」

これは我が家のコントに対する感想で以前書いたけど、あんな変な店員が出てきた時点で、いや少なくとも客が必要事項を書いた紙を投げ捨てた時点で、客は怒って帰らないと嘘ですよね、いくらお笑いとかコントの設定とはいえ、そういう嘘はやっぱりネタを小さくしてしまう。
ラサールさんの本に書いてあった、ホープさんのアドバイスというのを、簡単に紹介すると、コント赤信号が一番最初に作ったネタを、ホープさんにネタ見せした時の話で、そのネタは小宮さんが暴走族の役で、それを知った同級生のラサールさんがそれを辞めさせようと説得する、という設定のコントだったけど、小宮さんの暴走族の人にとって、暴走族を辞めさせようと説得に来る人、というのは鬱陶しい話のはずで、早く立ち去りたいと思うのが当然なのに、立ち止まって聞いてるのはおかしい、というダメ出しをしたと、それで今までの台本を一旦無しにして、立ち去りたい小宮さん、引き留めて話を聞いて貰いたいラサールさん、というやり取りだけで延々とやってみろと言われて、試してみたら凄く良くなったという話をしていたけど、いまの若手のコントって、そういうダメ出しをする人がいないというのもあるんでしょうが、この辺のリアリティやディテールを軽んじている人が多い。

シソンヌ「レンタルショップ店の店員のポーカー」

別に話題にするほどのこともないのですが、ただこれ出すのなら、大脇里村ゼミナールの方が良くないか? 滑舌に問題あっても山口了の方が良くない? という風に流石に思ってしまった。どこの事務所だろう? と思ったら、東京吉本なんだなあ(苦笑)。

髭男爵×慶「コラボカーペット」

慶のコラボ力の高さを、改めて見せつけました。しかし他のコラボでは完全にみんな慶に食われていたけど、さすがに髭男爵は渡り合えてる。

トータルテンボス「初々しいデート」

なんかキングコングを芸を極めようとしていると評価していて、トーテンをオーソドックスと下げてる違いって、どういう事なのかなあと、興味深く考えていたけど、この番組のトーテン見ていたら、何となく分かってくる。ちょっと小手先でやってるという匂いがありますよね、まあそれで出来るというのが、高い技術を示してはいるんですが、でもこれで通用するから、更にもう一つ上を目指すという所につながらないのかもしれない。

オキシジェン「お会計」

「なんだ新手のイワイガワか」と言いそうになった途端に、凄いことになった。あーそうかオキシジェンって、プロレスネタの人たちか(笑)。

川上じゅん「マジカル腹話術」

前に出たのはピンクでしたか、ついに本編にも登場ということで、これで全国に営業の仕事が沢山増えるでしょうねえ、おしどりと共に日本中回って貰いたい。ペンを持っていない、ボードを持っている方の左との指が、頻繁に動いているのに目が行ってしまったけど、あれが絵が動く操作の鍵かな? という所に意識が行ってしまうのは無粋ですね(笑)。

響「おまじない」

こういうキャラクターの人が先に出てこられると、他の同様のデブキャラの人たちでやってる人は、厳しいだろうなあ。

ミスマッチグルメ「医者」

久し振りに、リアルにダメな「中笑い」を見た(笑)。というか今時こんな漫才するか? という感じでしたね。正直、昨日見た14年前のダックスープやアップスタートの方が、新しい漫才やってたぞ(笑)。

ゆってぃ

続けてこちらは良い「中笑い」でしたね(笑)。なんか最近このメロディが、突然浮かぶことがあるんだよなあ、いやだってこの人だけ、この番組で浮いてるから、印象に残る度合いが半端無いんですよね。

高嶋ちさ子「腐ったドラえもん

いやネタじゃないんだけど、この響へのコメントは芸人さんのネタと同じくらいのインパクトですよ(笑)。やっぱりこの人は凄いわ、この番組において、高島ちさ子、森久美子、松居一代は外さないですね(笑)。レッドカーペット賞もののコメントでした。

LLRパワーストーン

前の保険の方が良かったかな? 尻すぼみ気味。

THE GEESE「触ったものを口に出していってしまう人」

これ自体は良いネタなんだけど、この番組向きじゃない。前半の良さそうな流れも維持できなかった。

もっこすファイヤー「表彰状」

なんか感想に困るなあ(笑)。

アントキの猪木「信用金庫の時の猪木」

もうここまで無理矢理過ぎたら、笑うしかないよ(笑)。この人はあらゆる意味で強くなったなあ。
ここまで見た段階で、一番笑ったのは猪木でしたが、レッドカーペット賞ということ考えると、マシンガンズかオキシジェンのどっちかかなと思いました。ここからカムバックレッドカーペット。

トータルテンボス「服屋の店員」

とりあえず「尿染め」のくだりをカットしたのは正解(笑)。

響「動物園」

「腐ったドラえもん」を無理矢理入れてきましたね(笑)、こういう対応力を見せるのは素晴らしい。

もっこすファイヤー「結婚式のスピーチ」

なんかこの時点で、ここがレッドカーペット賞という流れなんじゃないか? という悪い予感がしてしまった(笑)。

ハイキングウォーキング「テキトーなオヤジがやってる美容院」

いやだからあんな店員が出てきた店には、この時点で帰るだろ(笑)。ただこの面子を見ていると、ハイキングウォーキングがレッドカーペット賞だろうなあ、という風に思いましたけど、初めてだったんですね、じゃあ取らせますね(笑)。でもミスタースズキックスは嘘を嘘として確立することが出来ているけど、他のこういったコントとかは、それが出来てないよなあ。