ブラジル人から見た日本像の変遷
活字中毒R。 - ブラジル人を変えた『聖闘士星矢』
ブラジル人が日本人を小馬鹿にしているというのは、一昔前のブラジル人サッカー選手とかの話を聞いていると、凄い良く分かりますよね。日本が好きで永住や帰化したような人でも、昔に感じていた思いとかで、そういう背景が理解できる。日本人って他の国では、あっさりと移民先の国にどうかしてしまう中で、ブラジルだけが大きな日本人社会が独立してあるのは、それだけブラジルが日本人に対して、そういう姿勢を取ってきたというのもあるんだと思う。
『スパイダーマン』を観ても、多くの日本人は、「ピーター・パーカー=正義の味方」だと感じることはあっても、「アメリカ人=正義の味方」だと考えるとは思えないのですが、ブラジル人っていうのはけっこう「素直」というか「短絡的」ではありますよね。
僕とじっぽさんは、そんなに年齢が近くないとは思いますが、それでもじっぽさんより下の世代という意味で、僕らの世代にはそういうことは感じませんが、でもそれこそ日本で家庭用テレビが普及しだした頃の、アメリカのテレビ番組を見た日本人は、このブラジル人と同じ反応をしていたのではないでしょうか?
あと「星矢がハイテクノロジーを駆使して悪者どもを次々とやっつけるイメージ」というのは、微妙に「戦隊シリーズ」の感想が混ざっているのでは? という風に思いました。
ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276) 今井佐緒里 by G-Tools |