プレミアシップ「アーセナル vs ハル・シティ」
深夜に倉敷アナが実況やってるな程度の気持ちで、テレビを付けていたんだけど、何か面白くなりそうな匂いを感じて、じっくりと見ていたんですが、これが大当たりだった。アウェーでハル・シティが、アーセナルを降すという、もしかしたら今シーズンの最大のアップセットに、なりかねない試合となりました。ジェオヴァンニの同点ゴールは、今節ではなく、今シーズンのベストゴールの一つになるものでしょう。
しかし生だと思ってみていて、もう最後のロスタイムは緊張しまくってみていたけど、ロスタイム中に、選手のプロフィール知りたくて検索したら、この試合がもう終わってる試合だと分かってしまった(笑)。
いやでもこれがあるから、サッカーは分かんないし、面白いです。ただこの試合で、ハル・シティがリードした後は、ハル・シティの監督が攻撃の選手をどんどんベンチに下げていくのを、「つまんない監督だ」って批判していたけど、104年の歴史あるチームが、クラブの歴史上初めてのトップリーグで、アーセナル相手に、しかも相手のホームで勝てそうな所で、超守備的采配にシフトすることを、非難するのはさすがに違うんじゃないですか? という風に思ってしまったなあ。なんかブンデスリーガでマインツの実況をしているときも思ったけど、その辺の始めて上がってきたようなチームの機微は、クラッキーもうちょっと考えてやろうよと思いました。
実況席のサッカー論 山本浩 倉敷保雄 by G-Tools |