松竹芸能ライブ「ネタ修行」ワッハ上方レッスンルーム

松竹芸能の育成ライブ「ネタ修行」のはずなんですが、出演者は代走みつくにみわゆーすけ森よしたか、天然もろこし、梅小鉢、いしまる、という出演者で、お得といえばお得ですけど、松竹の若手ライブのピラミッドもエライ事になってました。あとTOKIOの番組でスリランカに井戸掘りに行っていた、グリーングリーンが帰国後の復帰第一弾ライブで……って大阪松竹の芸人だったのかよ、という所に驚きました。
あと松竹のライブは、B1角座でやってた頃以来の観覧でしたが、一番最下層の若手芸人ライブで、持ち時間が4分あるというのは、やはりどう考えても意味が分からない。特に初舞台みたいな人が沢山出ているライブだし、吉本のライブのように二分で充分じゃないかなあ? あと18組とかが出て、中入り一回というライブ構成ですが、前半はそういう初舞台とか、それに近い人たち中心で、後半がいきなりみつくにさんとかみわさんが出るというのも、ライブのメリハリがありすぎる。
また代走みつくに森よしたかみわゆーすけが「ネタ修行」に出ているというのは、どういう事かというのを吉本で喩えると、後藤秀樹、すっちー、清水けんじが、baseよしもとの「tryワラb」を受けているようなもので、もう全く意味がないとしか思えない。まして今月は上位に来なかったけど、この辺の人たちが松竹の若手のピラミッドライブに参加する事で、結果的にではありますが、蓋になってしまっている状況を危惧してしまう。
今回はいしまるが出色の出来で、現在の関西の若手芸人のレベルを考えれば、今年のM-1は準決勝もあり得るか? という内容でしたが、でも吉本の審査員には不評なんだろうなあ。
でも今日のライブでも三位だったんですよねえ、グリーングリーンが二位というのは、まあご祝儀相場で分かるんですが、「ネタ修行」って出番順が偏っている事もあって、あんまり納得という結果にならないんですよね、僕が見たこのライブのほとんどで、レベルの低い前半の中で一番良かったコンビが、一位になる傾向がある。まあそれが狙いで、こういう出番順にしているんでしょうけどねえ……。
あと松竹は吉本と違ってネタ見せした上で、こういうライブに出してるはずなのに、なんか設定に矛盾があるネタ多かったよなあ、そういうのはもう少し見てあげてほしい。
でも矛盾した事を言いますが、代走みつくにが800円で見られるということを考えれば、「ネタ修行」はお得なライブだと思うので、関西のお笑いファンはもっと見に行くと良いと思います。
あと今日で「ますだおかだの角パァ」が今日で最終回でしたが、松竹はなすなかにしチョップリンも東京に移籍して、大阪で名前がある若手で残っているのは、オーケイとのろしだけになってしまうようで、それでは番組は維持できないですねえ、そもそも「角座」なくなったし。