日本サッカー協会新会長に犬飼氏

J SPORTS|コラム 【後藤健生コラム】まもなく決まる、日本サッカー協会新会長

サカダイの「日本サッカー協会川淵三郎会長の6年間を採点企画」の新聞記者勢の高採点に驚く、ゴトタケさん。サッカー協会の会長になる前のことは無関係ですよ、ということがしっかりと伝達されなかったんじゃないですかね、この辺の人たちには(笑)。最後は他の人が会長に就任してしまえば、川淵院政なんてものは仮にやろうとしても、長くは続かないよというポジティヴな締めくくり方となっています。
そんな新会長は浦和レッズ前社長、日本サッカー協会常務理事でJリーグ専務理事の犬飼基昭さんに正式に決定しました。

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川淵の傀儡政権という声は強いけれども、キャラ立っていて我の強そうな人だし、そもそもJリーグ専務理事時代に、川渕派との争いに疲れたか勝てなかったかという感じで、退任を示唆しているようなこともあったし、もっと川淵さんが扱い安そうな人は沢山いたのに、ということを考えれば意外な印象です。

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この辺で早くもそういうカラーは出てきていると取るべきでしょうか?

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とにかくこの人に次期会長がならなくて良かった、ということをまず一番に思いました。というかこの人は我那覇問題の引責で、辞表を出すべき人なのに、どうして任期満了の上に、二期目なんていう話がすんなり出てくるのかが分からない。

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こちらに関しては、新会長に議決を白紙委任しているだけのお人形さんになるか、外部から新風を送る存在になるか、という所が見えてくるまでは評価は保留するべきでしょう。僕としては後者になることを期待したいし、サッカー協会ではなくJリーグの理念とはいえ「百年構想」というサッカーだけに限らない、日本におけるスポーツ全体の普及を目指すプログラム、そして21世紀以降の日本スポーツ界を、サッカー界がリードしていくことを目指すためにも、こういう他のスポーツの人材は積極的に抜いてくるべきでしょう。
というか上の記事にもあるように、Jリーグ理事には三屋裕子さんとか既に入っているのに、その時と比べて今回の方が騒がれているのは、平尾さんと伊達さんがそれだけ注目度が高いという事でしょうが、現役に復帰した伊達さんに関しては、違和感は少しあるのは事実ですが、まあまずは様子見でしょう。

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自分としては議決権がないとはいえ、中西哲生ガキーちゃんとかと並んで、特認理事ということが驚き、いやー大出世ですよ、すげえです。さすが原史奈の旦那って、それはあんまり関係ない。