「爆笑レッドカーペット」〜ななめ45°は完全に売れそうという事を実感

ウエンツとウエンツと絡む今田さんが面白かったという点でも注目でしたが、今回もネタ本編のレベルが大変に高かった。

狩野英孝「イケメン刑事」

もうベタベタですが、「イッケメーン（いっけねえー）」の所は油断していたこともあり、大爆笑してしまいました（笑）。

えんにち「笑っていいとも」

最初の「そうですねー」の所で客席から返しがあったのは、想定していたのかな？お笑いライブになれているお客さんは、ああいうコールアンドレスポンスを舞台から求められても、答えない方が良いと知っているので、舞台慣れしている人はテレビの公開放送なんかで、返してくるお客さんに戸惑うことが稀にあるんですが、えんにちは上手く流していました。

インスタントジョンソン「野球の応援団」

もうチャリとか乗っているときに、普通に「杉山打つぞ♪ 杉山打つーぞ♪」って口ずさんでいる自分がいます（笑）。

ななめ45°「ハワイ旅行前に友人が事故」

とりあえずななめ45°が出てきた瞬間に、結構な歓声が起きたのには驚き、もう完全にこの番組発のスタートなりつつある。お客さんが期待している鉄道ネタでなくても、これだけの笑いが取れるんだから流石です。このトリオはでも車掌でもマザコンでも、このネタでも一貫してとにかく一つのネタにしつこいんたけど、天丼ではなく一つ一つのボケの形はきちんと変えてきているのが素晴らしいです。

永井佑一郎「横綱」

これは非常に良い“中笑い”ですね（笑）。ゲストの田中麗奈にあわせて“田中麗奈イツ”なんてボケを用意しているのに、なんで横綱であんなに引っ張ったんだろう（笑）。今ちゃんのこのブロック終わりのフォローは最高でした。くまだまさしと並ぶ、この番組のミスター中笑いです。

バカリズム「爽快昔話」

テレビでは久しぶりの黒バカリズムなネタでした。ただバカリズムはブラックなネタでも、後味に悪いものが残らないのが素晴らしい。残る感情はただスゲエ面白いというだけ。

しずる「ピアニカ」

少し自分はしずるの短い版の青春コントは飽きてきていて、フルーツポンチに目移りしてきているんですが、それでもまだまだ面白いです。

はんにゃ「警察の取り調べ」

えんにちとしずるの後出番では厳しい。

クワバタオハラ「未来日記」

とりあえずタッキーじゃなくなっていたのが、一番驚いたんですが、結構前からそうだったらしいですね。

アップダウン「どうして…」

これ毎回凄い受けているんだけど、番組外でそんなに大きな話題にならないんですよねえ。その場で見て凄い面白いけれど、あまり後や他に引かない。アップダウンのこのネタもどちらかというと初見がピークっぽいですね。

5番6番「橋田壽賀子版ゲゲゲの鬼太郎」

今日の番組が映画の「ゲゲゲ鬼太郎」の宣伝も兼ねたゲストという事で、それにあわせたネタを持ってこれるという所に、彼らのプロフェッショナルな漫才師というところを感じさせます。しかしこのコンビは漫才アワードの一回戦でどういうネタやったのかなあ？

ロッチ「UFO」

この時代の大阪吉本っぽいネタなんですよね、それで分かる人ってどれだけいるか分かんないですが（笑）、ロッチはそういう所から少し外れたネタの方が良いと思う、ロッチのエロキャラは巧くて好きです。

みょーちゃん「ジャグリング」

まさかみょーちゃんが登場と共に拍手と歓声、そしてこのネタで場内大爆笑という時代が来るとは、なんて言いましょうか、テレビとか世間って怖いです（笑）。今田さんのコメントもここでも冴えまくり、ただみょーちゃんの東京進出は、大阪で松竹が劇場無くなったとか、大阪でもそれほど仕事していなかったというのもあるんですよね、去年のB1角座のピン芸人祭りみたいなイベントにも、みょーちゃんは出てなかったし、これでピントコンナは代走みつくにだけを残して、残り二人とも東京進出です。

5GAP 「ホワイトアカマン」

ただでさえボケの人はワッキーに似ているのに、こんなにペナルティっぽいネタやったらダメですよねえ、今田さんがおさむ師匠の話をしたのは、そちらに連想させないための配慮か？

キャン×キャン「世界フィギュア」

このネタは「世界陸上」で織田裕二を絡めた方が良いんだよねえ、あとお客さんが引くということを前提にしていても、本当に引かせちゃうから「パカパカ」はあまりネタ中はやらない方が良いような気がする。

Wエンジン「モテない男がホレてしまうコント(同窓会)」

「勘違いしてあげるのも男のマナー」ですからね（笑）、でもこのコンビも元吉本で、いま東京で違う事務所に行っている人たちに共通する所って、さっきのロッチもそうですが、そういうのがあるんですよねえ（笑）。

狩野英孝×ザ・パンチ「コラボカーペット」

今までの中で一番はまったコラボカーペットだったのではないでしょうか？
以下は、カムバックレッドカーペットです。

ななめ45°「レコーディング」

満を持してのカムバックで鉄道ネタを持ってきました。もう車掌のマネした瞬間の歓声と拍手にはビックリ（笑）、しかしアーティスト風の人がアナウンスみたいなのをレコーディングするというのは、もう色んな人が沢山やっているけれど、これが一つの頂点じゃないかな？

はんにゃ「サッカー部の先輩と後輩」

しずる「虫眼鏡の実験」

みょーちゃん「ジャグリング」

都合よく一番最後のボールで成功しているということは、間違いなくもっと前から本当は成功していたということなんですが、そんなことはもうどうでも良いですよね、あの時に会場と茶の間は一つになりましたよ（笑）。田中麗奈とは一つになれなかったのは残念でした（笑）。
最後も田山涼成さんのおねえ系キャラとか、「妖怪フナ男」のところの今田さんのベタベタなノリツッコミとか、見所が多かったですねえ、レッドカーペット賞を決める人が、田中麗奈になった瞬間に「あーしずるだろうなあ」と、これも大方の人が確信しましたよね（笑）。最後のレッカー君を取る流れでも、しっかりとネタを繰ってきた素晴らしさに感動しました。あーそりゃ売れるわ。