金曜プレステージ「さんま&くりぃむの第1回芸能界(秘)個人情報グランプリ」

途中から見て途中までしか見ていないんですが、番組の内容的には、色んな番組の色んな企画をパクリまくっているような、まあ極めてしょうもない企画の番組だったのですが、明石家さんまは番組の企画がダメなときほど、司会者として輝く法則が、またしても発動していて、明石家さんまの実力がまた物凄い発揮されていました。
いやハリセンボンの春菜に延々と色んなパスを送り続けるさんまと、それを全て打ち返した春菜のやり取りは素晴らしかったです。

明石家には特攻せよ|汎用明石家決戦兵器・DAIGO旋風 - 地球にマンガがある限り!

だからやっぱり明石家さんまの前に行くときは、いかに無限に出し続けてくれるパスを正確に打ち返すか、それが何よりも大事と言うことを改めて思いましたし、またさんまさんが色んな振りを全て知っているんですよね、よくそんなの知ってたなとか、そんな沢山覚えていたなと思うことも多い、振られた方が忘れていることも多いぐらい、明石家さんまはパスを送るイマジネーションが豊富です。
そしてもう一人輝いた芸人はチュートリアルの福田ですね、女性との会話で空気を読むのが上手いとか、聞き上手みたいなところが、最近やたらフィーチャーされるようになっていますが、この番組でも高校の時に、流しそうめんを流すバイトをしていて、そのタイミングが上手くて時給1200円も貰っていたとか、店の女将が下にいても、流れてくるそうめんのタイミングで、福田以外の人がやっていると「いま流しているの福田君じゃないでしょ?」と、すぐに分かったという、流しそうめんのタイミングまで読めるというところが、さんまさんの食いつきも凄い良くて、この話はおそらくさんまさんは他の番組で共演しても、福田さんの凄い話として何度も振ってくれる話題になったでしょう。
前日に「ビーバップハイヒール」で、徳井が福田の聞き上手という事に対して、「ドラマで共演した夏木マリさんも、福田のことを凄い気に入っていた」という話を中心に、いかに自分より福田の聞き上手方がモテるか、チヤホヤされるかということを話していましたが、その延長でこの流しそうめんの話も聞けました。

ナイトinナイト ビーバップハイヒール - 一汁一菜絵日記帳

昨日はこの番組見ていたんですが、話題として取り上げなかったんですが、こう連続して福田のことが良いように、しかも主題として取り上げられるのは、嬉しかったですねえ、チュートリアルというコンビは、にづかさんも言うように関西の番組や芸人は、チュートリアルに対して、徳井という出来る子と、福田というダメな子というレッテル貼りをしがちで、大木ひびきトミーズ健に対する弄り方のフォーマットを、そのまま福田さんに宛いたがっているようなのです。
ただチュートリアルって、最初は分かりやすい徳井が注目されるけど、ある程度それも一段落すると、福田の魅力という所に番組上の注目点がスライドしていくんですよね、ヨシモトファンダンゴTVでやっていた「ワイ!ワイ!ワイ!」という番組がまさにそうでしたが、最初は徳井のエロ話とかが番組でネタになる中心だったけど、番組の後半は福田さんのお酒好きとか、女性関係があまり無いとか、下心無しで女の人と喋るのが好きと言った話が、番組で話題になるネタの中心になっていた。
チュートリアル自身は、そういう戦略を意図しているようで、最初は分かりやすい徳井で攻めて、切り開いっていった後に、最初は分かりにくいけど深みのある福田で勝負という流れで、東京の番組は攻めているのが分かるので、そんなに問題はないと思うのですが、大阪の番組は本当にチュートリアルの出来る方の徳井と、徳井にくっついているだけの福田という流れで扱っている番組が多くて、本当にどうしようもないんですが。
それで陣内の話になるんですが、まあ陣内の先週の「ジャイケルマクソン」での、ケンコバに対する嫉妬は本当に見ていて嫌だった、嫌過ぎてザッピング中の事として、当日の日記では話題にしなかったけど、福田の件も思い出したので改めてやっぱり言わせてもらいます。
にづかさんは人間としての器の話になっていますが、陣内のここ二年か三年ぐらいの戦略は間違いっぱなしだと思いますよ、はっきりいってテレビ画面に映っているときも、そうではないセルフマネージメント的なことでも、大きな間違いを起こしていると思う。
僕は前から「なるとも!」とか「ジャイケルマクソン」を見ていて、ずっと気になっていたのは陣内って、後輩芸人に対する応対が結構キツイんですよね、凄い上から目線や口調だし、相手を落とすような弄り方も凄く多くて、僕は凄い違和感を感じていたんですが、どうも次長課長の河本とかの話を聞いていると、陣内って元々後輩にはかなり挨拶きちんとしていないとか、そういったことに対してかなり厳しいらしいんですよね、それは芸人の世界、特に吉本の体育会系の上下関係からしたら、当たり前のことなんですけど、でもそれは陣内のキャラじゃないでしょう、という風に思うんですよね。
世間の陣内さんのイメージって、「永遠の弟分」とにづかさんも書いているけど、そういう子分体質の強い、天然で弄られて愛されるというキャラなんですよ、それなのに例えばスマイルのよしたか君の天然を弄る側に立ったりとか、山崎邦生さんに対して「もっとしっかりしましょうよ」みたいな事を言う方の立場になっていることに、違和感を感じているのは僕だけじゃ絶対にないと思っています。多くの陣内さんのファンは、「いやあんたも本当はそっち側の人じゃないですか」と思っていると思うんですよ、山崎邦生は陣内智則の目指す所であって、弄って突っ込むものではない。
世間の陣内さんに対するイメージって、例えば後輩芸人が陣内に対してタメ口で喋っていても、陣内は全く気付かないで、横で聞いていたケンコバやたむけんが「おまえ何後輩にタメ口使われてるのに、何にも言わへんねん」って指摘されても、「えータメ口やった? 覚えてへんわー」みたいなことを言うのが、パブリックな陣内のイメージのように思うんですよね、僕は基本的に明石家さんま原理主義だからというのもあるけれど、さんまさんみたいにプライベートでも、明石家さんまのイメージを維持することを気にしろとまては言わないけれど、せめて板の上やテレビカメラが回っている前だけは、世間の持っている陣内智則に対するイメージを大切にしてくれよ、ということは陣内さんに限らず、昨今の吉本芸人さんを見ていて思う所です。芸人やタレントにとって、世間が持っている、自分に対するパブリックイメージに応えるというのは、凄い重要なことじゃないんでしょうか?
「なに東京でちょっと売れかけたからといって、なに急に格好付けだしてんねん」というのは、僕は今の陣内みたいな状況に陥っている人にこそ、言うべき言葉だと思う、現実に東京の番組でそんな見なくなって、大阪の関西ローカルの番組の司会ばかりになっているというのは、明らかに芸人として停滞しているじゃないですか、何に拘っているのか分からないけど、陣内がまだ大阪に基盤を置いている意味が僕には全く分からない。だっていま大阪で陣内がやっている仕事の先にあるゴールって、運が良ければ八方さんかきん枝さんぐらいにはなれるかな? という所でしょう、でこのままだったら和泉修森脇健児の次席ぐらいの位置に収まりかねない。
奥様の藤原紀香さんは、東京に基盤を移すことを進言しているらしいけど、それは家庭はもちろん、陣内の仕事のことを考えても、当然理解出来ることだと思います。
いやでも日テレの特番で1000万円を取ったときには、それから数年も経たないうちに、陣内が関西ローカルのオバチャン向け番組のMCで収まるなんて、ホンマ夢にも思いませんでしたよ、でもその番組も、世間が思っているキャラにはないような、後輩に対する厳しさが微妙にお客さんの手を離しているところを見せられると、藤原紀香は陣内に良いアドバイスしているなと、さすがだなと感心するわけです。
だっていまどう考えても、ケンコバはもちろん、たむけんの方が売れてるもんなあ。

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