ついに吉本興業とTBSがコント版の「M-1グランプリ」を開催

ついに「C-1グランプリ」が創設、その名も「キングオブコント2008」です。

キングオブコント2008公式サイト

予選日程が、先だって要綱が発表されたM-1グランプリの予選日程とかなり重なる所がありますが、準決勝がかなり大きなライブホールでの開催になるのは、結構大掛かりな道具なども持ち込んでこれるようにという配慮と見て良さそうで、なかなか予選イベントとしての本気度を感じさせます。2回戦の後に準決勝というのと、芸歴縛りがないという参加規定は、R-1ぐらんぷりと同じですが、名古屋、福岡、札幌、広島で一回戦があるのが、R-1との違いですが、M-1では開催される仙台での一回戦がこちらはなし。
面白い所では、事務所に所属しているようなプロ芸人の「即席ユニット」での参加を禁止している所で、これを許可したら昨日のレッドカーペットの礼二＆なだぎみたいなのが沢山出てきて、緊張感のない大会になりそうですからね、良い判断だと思います。
しかし現在活動中のユニットはOKということで、つまりディラン＆キャサリン、禅、タベザカリ、ピントコンナとかはOKだけど、例えば宮迫＆ぐっさんの「くず」とかは、現在ユニットで活動していないからダメということで良いのかな？まあ確かにこの手のユニットが勝ち進んでも盛り下がるだけですし、そういう形で出演したがるのは、実は吉本芸人が一番多いと思うので、結構賢明な判断だったと思います。

デイリースポーツonline/吉本興業コント日本一決定戦開催/芸能・社会

突然「関ジャニ∞」なんて、デイリーは何言ってるんだ？という反応が多いようですが、これデイリーが勝手に言ってるんじゃなくて、彼らがコント版のM-1が出たら出たいって、言っていたことを踏まえて何ですよね、それよりもなだぎさんが「ディラン＆キャサリン」で出ることを、この記事では期待しているけど、そこは嘘でも「ザ・プラン9での出場が楽しみ」って言ってあげようよ（苦笑）。

C-1グランプリ開催決定！！ - タコ息子のBlogでなぐり書き

しかしみんな正式名称ではなく、「C-1グランプリ」って言ってますね（笑）、「オロナミンC」ともかかっているから良いじゃないかとも思うのですが、だからこそ広告の法律的に難しかったのか、それとも「オロナミンC」が今後この大会を続けるとしたときに、スポンサーから降りたら、前のスポンサーのイメージが引きずるのと良くないという営業的な判断があったのでしょうか？
実は吉本以外のお笑いプロダクションが主催になって、コント版のM-1を開催するということを、どこまで現実的だったか分からないけど、動いていた事務所はあったんですよね、しかし「M-1グランプリ」に準ずる規模の大会としてやるためのスポンサーを集めきれなかった為に、実現にこじつけられなかったということを直接聞いたことがあるので、それを思うと「オロナミンC」という強固な大口のスポンサーを抱えている吉本は強いです。
あと中堅の敗者復活戦になるんじゃないか？ということに関しては、少なくとも漫才がメインの10年以下の人たちは、M-1グランプリとモロ被りの予選日程ということを考えると、こんな先のことが分からない大会ではなく、M-1の方にリソースを集中するでしょうから、10年以内みたいな芸歴縛りは、レベルの高い大会にしたいのなら、難しいでしょうね。別に面白くなるのなら、面白いけど世間に評価されるチャンスがなかった人が脚光を浴びるきっかけになるのなら、別に中堅の敗者復活戦になったって良いじゃないかと思っています。

キングオブコント優勝予想 - おわライター疾走

まあレッドカーペットに出ているような人たちは、普通に出てくるべきだと思いますね、そのぐらいが大体の加減で良いんじゃないかなあ？あんまりベテラン過ぎる人が出てきたら、審査員が準決勝の手前ぐらいでご退場願いそう。
DA-DAとかTKOとか出てくれるだろうか？大阪勢は若手だけで見たら勝負になりそうなのが、ジャルジャルぐらいしか思いつかないだけに、DA-DAあたりは参戦して欲しいですし、吉本もサバンナ、$10あたりを出してきて欲しいです。ただ全く予想ではなく願望ですが、ラバーガールかどきどきキャンプには決勝に残ってもらいたいです。優勝は芸歴縛りがないことを考えると、苦しくなりそうですね。
ところで今年の「R-1ぐらんぷり」が全くDVD化される気配がないですが、やっぱり今年は版権モノが多かった、特に2位の人が物凄くソフト化が難しそうな人が多かったということが、要因になっているんでしょうかね？