日本の民俗史の記憶を塗り替える水木しげる
島国大和のド畜生 ほんとうは恐ろしい 水木しげる
民俗学試写とかが、遠野の古老とかに昔の溶解とかの話を聞きにいっても、水木しげるが描いたようなことを言い出していて、記憶とか記録がドンドン上書きされているというのは聞いたことがあるけど、目に見えないとされている妖怪とかも、どんどん描いてしまったり、固定化されたイメージがなかった妖怪も、どんどん水木しげるがヴィジュアルイメージを固めていて、恐ろしいことになっているようです。
また水木しげるが、自分が想像した妖怪を他人に使われても、一切文句言わないから、ますます水木しげるが作った妖怪というイメージが薄れていく、本当に恐ろしいですね(笑)。
水木しげるの「立体妖怪図鑑」 岡崎 秀美 水木プロダクション by G-Tools |