今週のマイナー種牡馬の話題

父系馬鹿:トウショウフリート

G1ホースを二頭輩出、兄弟三頭も重賞勝ちの華麗なる一族トウショウペガサスも、孝行息子のグルメフロンティア種牡馬として、ほぼ実働していないような種付け頭数で引退、直系の父系として名前を残す事は出来なかったし、ダンディルートはこれでダイタクヘリオスダイタクヤマトの父子だけに、系統の存続がかかる事になったわけですが、スエヒロジョウオーシーイズトウショウを通じて、牝系で名前を残すことになりました。ただグルメフロンティアはなあ、諦めきれないものがあるよ。

父系馬鹿:チョウカイライジン

旧名チョウカイテイオーくんも、種牡馬としてはこの血統でオープン勝っていても、2頭しか産駒が残せないという世知辛い世の中になりましたか、ダンシングブレーヴは直仔が種牡馬として活躍しているし、何とか巧い事やって生き残れなかったかなあ、それこそSS産駒みたいに、DB産駒にも海外から種牡馬オファーってあっても良いような、直仔でないけどイングランディーレとか欧州に売り込めなかったのかな? まあそのためのゴールドC遠征だったのかも知れませんが。

競馬ニュース - netkeiba.com | スマートボーイ産駒が重賞初制覇

スマートボーイ産駒が福山で重賞初制覇、牝系はアングロアラブサラ系ということで、アラブの名血を牝系だけでも残したいとしている人たちの手で、この馬も繁殖入りすることが成ればいいのですが。

広島県産馬 セリーセクレタリー産駒のセトウチコウスイが初勝利  - 座布団が行司にクリーンヒット

これは父セリーセクレタリーというより、広島県産馬という所に注目したい所です。セリーセクレタリーは北海道に移り、インテリパワーももう種牡馬やっていないようですが、地元で生まれた競走馬が地元の競馬場で活躍する、そんなドラマを夢見ても良いはずです。兵庫や高知からも勝ち馬が出て欲しい。あとセトウチコウスイの半妹には、インテリパワーの一粒種となる娘ということで、そちらの勝利の報が聞ける事も期待したい。広島産馬じゃないようなのが残念ですが。

父系馬鹿:マイナー種牡馬ニュース 6/16〜6/22

マイケル・ロバーツを鞍上に春の天皇賞にも出走したウイニングウエイの産駒が道営で勝利、やっぱりこのレベルの種牡馬は、オーナーとか生産者に辛抱強く種牡馬の面倒を見れる人が、後ろ盾にいるかどうかが重要です。しかしミルジョージの系統で、いまも種牡馬続けられているのって、イナリワンとこの馬だけだったりする? イナリコンコルドが全盛期に春の天皇賞のステップレースに挑戦出来ていたらなあ……。