日本代表版ゼロトップの夢

FOOTBALL JUNKY 【多角的サッカー日記】 : 日本代表ゼロトップへの道

日本もゼロトップのサッカーをやるべきだったという夢は、なかなか僕も捨てきれない物があるんですが、ただそれを指向して行くんだったら、僕はやはり稲本潤一中田浩二あたりがもう少し若くて元気な頃から始めていれば、という気持ちがあるんですよね、2003年からやってくれていればとは思わないけれど、せめて2005年ぐらいから始めていればと思う、日本のブチニッチこと鈴木隆行がいて、黄金世代が円熟期に向かっていく時代というのを、ゼロトップに限らなくても、そういう日本代表に向いて新しいサッカーシステムの構築、そういったことに使えなかったのは、やっぱり“失われた四年”になってしまったと思うし、そこから「日本化」というスローガンを掲げて、日本代表を再生するという試みが頓挫してしまったことは、改めて残念で仕方ないです。