ジロ・デ・イタリア2008第7ステージ

CYCLINGTIME.com : 1回目の総合争い勃発!ボシシオが頂上ゴール制覇!

いよいよ今年のジロも初の山岳ステージに突入、J SPORTSの中継も実況・解説に今ジロ初の「我らワールド」投入で、盛り上がってきましたが、レースも期待に反しない展開となりました。しかし栗村さんが、「来週からツアー・オブ・ジャパン」という話をしていて驚く、もうそんな季節ですか。そういえばオークスの日が、ツアー・オブ・ジャパンの堺ステージと毎年重なるんでしたね、去年の堺ステージを見に行ったのが昨日の事のようだ、ベッラレイアがハナ差負けしたのも同じく。
今日は区間優勝争いも面白かったですが、総合争いが面白く、まずはディルーカの仕掛けから、最終的な総合優勝をかけての勝負が始まり、いきなりシモーニが黄色信号といって良い状態となり、コンタドール、リッコ、コンタドールクレーデンといった予想通りの面々が浮上してきました。そんな中で、一日でも長くマリア・ローザを着続けたいヴィスコンティを、リードしていくチームメイトの先輩ベッティーニという絵も、実況、解説のお二人もずっと触れていましたが、あの強烈な教育係を前にして、ルスは逆にタイム差を9秒も広げられる結果になってしまいました。
次は休息日明けのタイムトライアルの第10ステージが、大きく順位を変えてくる所でしょうが、タイムトライアルを挟んでしばらく続く平坦ステージも、決して総合争いに関係のないような、スプリンターの為のコース設定でないプロフィールが多くて、総合争いを目標に来ている選手達の好調も見えてきましたし、面白くなってきました。