大阪の置かれている状況をもう少し理解して貰いたい

宮崎と大阪、東国原と橋下|滑稽本

大阪と宮崎は置かれている状況が全く違うから、対処法が違うのも当然というのは、東国原知事自身も言ってるんですけどね、知事就任以降、大阪の財政がどれだけ危機的状況下というのを、マスコミも含めて喧伝してきたから、大阪府民が橋下知事に好意的なのことには理由があることを、もう少し関西以外に住んでる人たちに理解して貰いたい、とりあえず宮崎とは赤字の規模が違うんだから、いま大阪では毎日のように、「夕張のようになる一歩手前」とマスコミが言い続けている状況なのは、もう少し余所の地域の人にも分かって貰いたい。
こっちは警察も教育も医療も削らないといけない、そこを削らなきゃいけないぐらい追い込まれている、無い袖は振れないからどうしよう、という話をしていると所を、もう少しだけ理解してから言ってもらいたい。最も大阪の人たちも、橋下知事が就任して綺麗事を言わなくなって、実情をきちんと出して貰ったから、ようやく理解できたことなので、難しいかも知れませんが、いま大阪の人たちは「相撲と、治安維持や病院や学校、どっちが大切ですか?」ではなく、「治安と病院と学校の中からどれか削らないといけないかも知れない」と言われている状況なのを、もう少し他府県に住んでいる人は理解して貰いたい。
逆に言うと、いまの改革案はあくまでも“案”の段階なんてすよね、これから良い提案が出てくれば、どんどん変更される所はあるわけで、そういう意味で出してくる話が正解なのは、「国際児童文学館」の次の話でしょう。

国際児童文学館は「官民協働」の仕組みを構築している先行事例です - 宮本大人のミヤモメモ

こういう話が出てくるのは重要、それは本当なら施設に寄付しても良いような会社や団体が、その施設によって利益を得ているような所や、現状維持という要求だけが出続けている所と比較されたときに、絶対に有利になってくるでしょう。大阪府民は明日の安全や生活に関わる所すら、削らないと行けないという所にいるんだから、理解して貰う工夫はこういう所から攻めていくべきでしょう。