フサイチによるオーナーブリード

関口房朗氏「今は体制の作り直しを図っているところ」 - 座布団が行司にクリーンヒット

関口オーナーが、もう少し早く安い馬で自家生産、という楽しみを見出してくれていたら、日本競馬ってもっと面白くなっていたのにあというか、殿下もそういう期待を、一時フサイチオーナーにしていたのを思い出した。今からでも面白いことしてくれるのに期待です。何だかんだ言っても旦那気質のある、数少なくなったタイプのオーナーの一人ですからね。

フサイチホウオー引退 乗馬に - 座布団が行司にクリーンヒット

ただマイナー種牡馬になるのと、ノーザンホースパークで乗馬になるのだったら、どっちが豊かな老後を送れるかというのは、かなり難しい判断だったりするんですよね、引退名馬の繋養している牧場の中には、例え去勢していても、種牡馬経験のある牡馬は扱いが難しいから、気象に難のある馬は断られたりする事もあるみたいなので、そのあたりの判断はかなり難しいと思います。
ステージチャンプ種牡馬にならなかったときは、本当に悲しかったけど、いまこうして競技用乗馬として活躍しているというのは、今にして思えば幸せな事だったと思うしね。
しかしフサイチホウオー種牡馬になったとしても、関口オーナーの後ろ盾がなければ、苦戦は目に見えているし、生産に目を向け始めている関口オーナーが、種牡馬にするという判断をしなかった以上は、種牡馬になっても後ろ盾を得られない可能性は高いから、勿体ないとは思うけど仕方ないでしょうね。ただこの馬は皐月賞の直後に怪我で引退とかしていたら、今頃は種牡馬になっていた可能性は上がるわけで、それは少しだけやりきれない所はあります。