チェルシーが決勝進出 延長でリバプール下す

感動の夜を飾ったランパードのPK | uefa.com

MVPはエッシェン、二得点のドログバや延長から出てきたアネルカも良かったし、相変わらずチェフは凄かったけど、MVPは文句なしエッシェンでしょう。そしてランパードのPKは僕も目頭を濡らさずにはおれませんでした。そして試合終了後に膝から崩れ落ちるグラント監督も印象的、バラックを復活させた事に関しては、この人の手柄でしょう。
最初は昨日の試合ほどテンション高く、試合を見る気持ちを高められなかったんですが、ドログバの凄いゴールもありましたが、トーレスの同点ゴールあたりからの盛り上がりは、歴史に残るベストマッチでした。
ユナイテッド戦に続いて、素晴らしい熱戦を制する形となったチェルシー、もちろんユナイテッドだってバルサを破って決勝に進んでいるんだから、勢いはあるんですが、チェルシーはタブルという可能性を大きく引き寄せました。
一方の敗れたリバプールは、延長でのトーレスの交代も怪我による物だったようで、貴重な交代枠を二枚も負傷者のケアに使ってしまうなど、運にも恵まれない所が大きく、最初の失点も途中出場のヒューピアが、オフサイドラインを崩してしまった事が原因だし、またリーセのファーストレグでのオウンゴールもそうでしたが、この試合ではヒューピアが、このシーンだけでなくPKを献上するなど、このチームを長く支えたベテランが、失点の直接の原因となってしまったのは、残酷な運命的な物を感じてしまいます。
さあということで、ロシアのファイナルはマンチェスター・ユナイテッドチェルシーという、ここ四年間のプレミアのトップ2による決勝となりました。この二クラブはプレミアの優勝争いも依然としてまっただ中にあり、非常に面白い展開になってきました。世界のサッカーファンは決勝の日まで、プレミアシップの優勝争いも含めて、決勝までの日を愉しむ事になりそうです。