天津向が一番好きな漫画雑誌は「まんがタイムきらら」

まんがタイムきらら」とか「まんがライフMOMO」が愛読書ということ考えたら、確かにキャラ付けのためのエセではないように思いますが、ただその一方で向のオタクキャラを出せないのは、「まんがタイムきらら」と言われても、周りが分からないから突っ込めないという所はあるんでしょうね、baseよしもとの楽屋にカメラが入って、向のカバンの中身を見るみたいなことやっていて、カバンから「まんがタイムきらら」か「まんがタイムオリジナル」が出てきたんですよ、いまエロ本を除けばこういう四コマ雑誌の方が、萌えマンガとかは濃い所に走っているわけですが、そこに沢山芸人がいたんですが、「オタク言ってるのに、四コママンガ雑誌って!!」というツッコミだったんですよね、でもいま四コマ漫画雑誌ってそういうものじゃなくなっているんだけど、そこを説明して笑いにするには、いまの若手芸人がテレビで与えられる尺に限界がある(でも表紙の絵柄とか見たら、分かりそうなもんだろうとも思いますが)。

天津向があまりアニメオタクキャラを全面に出さないのは - 一汁一菜絵日記帳

ここで話題になっている番組はGAORAで、僕も見ていたと思うんですが、確かに部屋中に「まんがタイム」系のオタク向けマンガが多い雑誌や、「ヤングアニマル」とか、角川やスクエニが出している月刊の分厚い雑誌が大量にあった印象でした。そういえばエロマンガ系が少なかったような、少なくとも番組で部屋に来た先輩芸人にいじられてはいなかった(さすがにテレビが入るから、その辺は隠したのかも知れないですが)。
ただそういう点を出していっても、いまの大阪だと突っ込める人がいないし、そこで無理をしても集団芸と化している、いまの若手芸人のバラエティの中では浮いてしまう。では芸人ではない、大阪で活躍している漫画やアニメに精通しているタレントさんだとどうなるかというと、それこそ先日共演した南かおりみたいに、向より濃い人ばかりだからボケキャラとしての立ち位置が成立しないんですよね、向が聞き役やツッコミに回ってしまう。
だから向が怖がるというか、そういうキャラを出していけない大阪の状況というのは分かるんですが、でもコメント欄で東京吉本の芸人さんの無限大の話が出ていますが、それこそオリラジの中田を筆頭に、そういう話題や自身の資質についてのトークを、突っ走って止めない人というのはいるんですよね、ただ東京の芸人さんは大阪の芸人と比べたら、自分の分からない興味のない話題でも、拾いに来てくれる人が多いし、キャラクターを作った上で対立させて話を持って行くのが、そういう機会が多い事もあるんでしょうが、非常に巧い人が多いんだけど(藤森が中田が走り出したときの対応は極ウマです)、大阪は同じ無限大でのR藤本の扱い見ていたら、推して計るべしですからねえ……。
でもそんな状況でも、やっぱり向は自分の剛速球を受けてくれるキャッチャーが出てくるまで、どれだけワイルドピッチになっても投げ続けるべきだと思う、いつか自分の速球を受けてくれる人が出てくると信じて、結局売れている人というのは、みんな何かしらそういう事をして受け入れられている。とりあえず間近の人たちで言えば、GAGの宮戸あたりから見習ってみたらと思います。

まんがタイムきらら 2008年 05月号 [雑誌]まんがタイムきらら 2008年 05月号 [雑誌]

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