父系馬鹿:2008年度初供用種牡馬リスト

アドマイヤムーンぐらいしか大物がいない感はありますが、*ファスリエフや*スターキングマンは人気種牡馬になりそう。しかしどうしてもウインクリューガーウインジェネラーレウツミジョーダンクーリンガーローエングリンといった皆さんに注目してしまいますが、それにしても競走成績に書けるほどのものがないけど、全兄や全弟が誰々と書かれている父サンデーサイレンス産駒の種牡馬入りの多いこと、これにマル外良血を入れると、全体の1/3はそういう血統背景による種牡馬入りのようですが、近年でもミラクルアドマイヤという成功例があるので、一概には言えないんですが、こういう血統背景だけの種牡馬が入り込める余地って、いまの日本の生産界にどれだけあるのか? というのは物凄く疑問なんですよね、それこそカンパニーを出したミラクルアドマイヤのように、現役時代のオーナーとか大規模なオーナーブリーダーの強力なバッグアップでもないと、こういう種牡馬の成功する確率って相当に薄いように思うのですが、サムソンハッピーのように海外に行くのなら分かるのですが、という一方でアグネスシラヌイとかアグネススペシャルは、今後その手のオファーはありそうな気はしますけどね、特にアグネススペシャルは競走成績も一応オープンですし、全兄の南半球産馬の活躍を考えれば、今年の南半球の種付けシーズンには海を渡っていても不思議ではないでしょう。