サウンドキングダム-MBS音楽王国-＆サウンドキングダムDEEP
サウンドキングダム-MBS音楽王国-＆サウンドキングダムDEEP - タスカプレミアム
タスカプレミアムさんは、「この内容だったらヤングタウンに戻したらとおもってしまう。」と仰っていますが、このメンバーで午後10時台のラジオ番組を編成するというのは、現状の毎日放送からしたら相当冒険のように思うんですよね、しかし「冒険してこれかい」という印象は否めないんですよね、ヤナギブソンと月亭八光なんかは、凄い良いキャスティングだと思うんだけど、せめてもう二年ぐらい前から始める事は出来なかったか？ という思いが出てきてしまう。なんか若者向け番組をするには、微妙に出演者の平均年齢が高い気がするんですが、もう午後10時台のラジオなんていうのは、若者は聞いていないという事なんでしょうか、実際にこの番組の趣旨についても次のように事を書いてありますしね。
この音楽王国に君臨する王は30歳台の芸人・ミュージシャン・演劇人たちで、今後のMBSラジオ王国（昼帯）のパーソナリティーとなる期待があります。その王達にラジオ帝王学を学ぶべくMBS若手アナウンサーや若手の芸人、ミュージシャンなどが絡みます。
つまり昼のオバチャン向けラジオ番組のパーソナリティを養成する為の番組、ということでしょうか？ そんな志の低い番組に「ヤングタウン」の冠は付けてほしくないから、やっぱり番組名が変わっていったのは良かったと思う、というかハロプロ相手にして、若い人にメッセージを送ろうとして「ヤンタン」の看板をはずす事を、頑なに拒否している明石家さんまはエライと改めて思いましたよ。
あと天津・向がオタクキャラを止めた途端に、オタク情報のパーソナリティを務めるラジオ番組の仕事がピンで入ったというのは、この番組でしょうか？ 天津にしても、というか天津に限らず、この世代の芸人さんを抜擢するのなら、もう少し早くやっても良いだろうと思ってしまいます。自分たちが「ヤングタウン」や「ぶんぶんリクエスト」を聴いていた頃って、若手のパーソナリティって、今思えば本当に凄い大抜擢がいっぱいあったんだなあと思ってしまう。向みたいに少しでも全国ネットで露出すでにしている人で、大抜擢と感じるのは、いかに最近の関西の放送局が冒険的なキャスティング、若い人の抜擢というのをしていないかを物語っているでしょう。
今時ラジオなんか聴いているのは年寄りだけ、という風に考えていて、そういう世代向けの番組をするのなら、素直に「ナニワ音楽ショウ」を続けていたら良かったと思うんですけどね、なんか凄い中途半端になっているような気がします。というか向でオタク番組やるのなら、南かおりを残しておけよ（笑）。
 | ヤンタンの時代。 渡辺 一雄       by G-Tools |
