爆笑オンエアバトル2月8日放送分 : 一汁一菜絵日記帳

番組後にこの日の内容については沢山電話で語ったので、つい感想書いた気になっていました。

風藤松原 漫才「ヤだね〜」

もう正に「現代版象さんのポット」なんですが、もっと突き詰めてコントインするのは今回は上手くいってたけど、そういう小細工は抜きにして、ただただ「ヤだね〜」という約束事だけを守って、ただ男二人が立ち話しているだけという雰囲気をもっと加速させて貰いたいです。それに成功したらM-1チャンピオンも彼らは夢ではないと思う。しかし超新塾と良い、風藤松原と良い、いかにも東京っぽい漫才している人たちが、大阪NSCから2丁目劇場を経て、いま東京にいる人たちというのは面白い。
そしてこの後、三組はそんなに印象もなく、「ながら見でも良いなあ」という感じで見ていたんですが、最後のコンビに僕はやられました。

チーモンチョーチュウ 漫才「万引き」

そんな中で盛り上がっていない中で、注意力も散漫になりかけている時に見たこのネタにはやられました。途中から笑いすぎて涙が出てきたぐらい笑った。これは凄いです、だって白井のボケがあまりにも幼稚でバカでどうしようもないんですもん、こんなバカなネタを堂々と持ってこれる、この二人は本当頭おかしい大バカですよ(笑)。
本当ににづかさんも書かれているように、良い意味でレベルが低いし、子供の考えるようなボケと、頭悪いバカがやってるだけのように見える漫才で、この人たちは面白いわあ、こんなネタが出来る一方で「三文字ゲーム」みたいな知的なネタも出来るんだから、チーモンチョーチュウは底が深くて面白い。もしM-1グランプリの決勝に上がって「三文字ゲーム」と今回のネタを一回戦と最終決戦で使い分けたら、審査員の度肝を抜けると思いますよ、幅がありすぎる。
もちろんこのネタ単体で見ても、ここまで底が抜けた頭の悪い馬鹿な幼稚なネタというのは、もういまの若手のお笑い芸人って、なかなか持って来れないんですよね、俺はもう本当にここまで何も考えないで、ただただ涙が出るぐらい笑えた漫才は、久しぶりに見れました。ここまで意図的に頭悪いことを、また白井のキャラと演技でやられると、もう最高ですわ。ひたすら面白かった、笑えました。
年末のM-1グランプリに向けて、今年出て欲しいなと思う面子を、たまに想像するんですけど、いつ想像しても四番手とか五番手ぐらいにチーモンチョーチュウの名前が、これまでも浮かんでいたんですが、僕はこのネタを見て彼らのことを底まで高く評価している自分の好きな理由が分かりました。チーモンチョーチュウは面白い、ここまで何も考えないでアホになって、バカな奴を笑えるという漫才出来るのは凄いです。久しぶりに漫才見て幸せな気分になりました。

オフエア

ストリークはこんな大事な時期の大きなチャンスに落ちるなよと思ったけど、にづかさんも言うようにオフエアコメントや退場シーンの振る舞いが、キャリアもあるんでしょうが、大人の余裕も伺える「オフエアという状況」でどこまで印象を残すか、笑いを取るかということも考えている、凄い落ちて芸人としての底力を感じさせる露出をしていて世方です。大阪だと変な弄られ方をストリークはしてしまうけど、なんか来年までに東京に行くという噂もあるけど、それが本当なら今日の振る舞いが出来るんなら、東京進出に不安はないなと思いました。とりあえず今度の東京での単独ライブは、成功に終わってほしいです。