「さんまのまんま」ゲスト:サンドウィッチマン
M-1優勝から僅か一ヶ月、しかも結構前に収録しているのが普通というのを考えると、ブッキングから収録、放送までの感覚は凄く短かったことが予想され、この辺の動きの早さは凄い。ブラックマヨネーズとチュートリアルもM-1優勝から「さんまのまんま」まで、もっと間隔が空いていたから、サンドウィッチマンは一日でも早い内に出したい勢いを、番組スタッフさんも敏感に感じているんでしょうね。
しかし「さんまのまんま」「痛快!明石家電視台」に若手芸人が出たときのさんまさんは、本当に優しさに満ちあふれている。僕は「めちゃイケ」の人たちの、『お笑い怪獣』という明石家さんまへのキャラ付けへの違和感が強いのですが、やっぱりこういうタカトシ、レイザーラモン、サンドウィッチマン、小島よしお、桜塚やっくんに対しての優しさの方が、僕は本物のさんまさん像だと思っています。そうじゃなかったら、いくらチェックしたいという気持ちがあっても、あれだけの大御所が「爆笑オンエアバトル」や「エンタの神様」を毎週は見ない。
今回はバラエティやテレビのトークに慣れていないサンドウィッチマンに対しての懐の深い対応は、やっぱりさんまさんは良いなあ、優しいしお笑いが好きというのが凄い出ていた良い回でした。
逆に今までの、「お笑い番長」みたいなのに違和感観じていた僕は、こっちのほうが僕の中のイメージのさんまさんで嬉しいんだけど、でもそういう出方もナイナイとか極楽と言った後輩芸人を浮きだたせるためのキャラだったんじゃないか、さんまさんという気がして最近ならないです。
いや今年に入って、さんまさんはやっぱりまだ現役だと思える番組が多くて嬉しいです。去年の末ぐらいはどうしたものかと思うことも、何度かありましたし。
「吉本の親鸞」とは糸井重里はやっぱり上手いこと言ったわ。
M-1グランプリ2007 完全版 敗者復活から頂上へ ~波乱の完全記録~ サンドウィッチマン by G-Tools |
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- 過去記事:クイック・ジャパン 明石家さんまロングインタビュー(2005年12月15日)
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