『うわの空チュートリアル (1)』（みずしな孝之/竹書房）

とりあえず竹書房の本で「麻雀に挑戦」なんてことは言っちゃダメですよね、しなっちはよく分かっています（笑）。ケツの穴まで容赦なく抜かれて絶対に帰って来れない所まで、引きずり込まれます（笑）。
しかし最後にホロリと泣かせるけど、中身はマニアックなギャグで笑える劇団と言うことでしたが、高田文夫や唐沢俊一が褒めていると言うこともあって、マニアックという方向性が「ワンピース」やら「ドラゴンボール」やらだというのは驚きました、なんか野球ネタとかも多いみたいだし、そういう劇団がきちんと評価されて、ある程度お客さんも入って、著名人からの評価もあるというのは、やっぱり東京羨ましいなあ。
特に大阪は80年代後半から90年代前半の、小劇団ブームの影響もあって、沢山の人が大阪に出てきて小さい劇団やっているけど、一部の老舗を除けば、ヨーロッパ企画以外はいま厳しいことになっているから、東京はやっぱり凄いなあと思う、本公演はさすがに準備とかもあって難しいとは思いますが、お笑いライブだけでも大阪で一度やってみてくれないかな？
細かい所では、「ポリグリップ」と「みんなのゴルフ」と「養命酒」のCMの人が同じ人というのも驚いたし、しなっちのいる劇団の芝居に出ているのもビックリでした（笑）。あと「ネーム」っていうマンガ業界用語、結構最近まで知らなかったというのはネタですよね？

うわの空チュートリアル 1 (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス) みずしな孝之 by G-Tools