大阪知事に橋下氏 38歳、現職で最年少 民主敗れる : asahi.com

ネットでは色々と言われていたけど、開票率0%の段階で全てのテレビ局が、当選確実の速報を打ったのは必然的でした。もう選挙戦の序盤ぐらいで圧勝は目に見えていたし、マスコミはかなり橋下候補に対して公平とは言い難い世論誘導していたし、ネットではアンチが頑張っていたけど、大阪にというか関西に住んでいたら、この結果は容易に想像が出来る選挙戦でした。
大阪に住んでいたら、対立候補がショボ過ぎるのは痛いほど分かったよ。特に民主の対立候補は酷かったですよ、あれは喋れば喋るほど相手を利していた、今回は民主の候補者選定が自爆、橋下選挙活動も上手かったし、何より大阪府民は太田の顔がようやく見ないで済むと思っているんだから、民主の陰気くさい暗い嫌味なあのジジイなんて絶対に嫌だよ。何にも知らないで、「橋下徹より太田房江の方がマシだろう」とか書いてる人も選挙前にいたけど、あまりにも大阪の実情や、府民感情を知らなさすぎです。大阪府の職員とかの声で「横山ノックが続けていたら、大阪はここまで酷くならなかった」なんて声すら、大阪のニュースショーでは紹介されていたんだから。
今回の選挙戦の勝因・敗因は単純に民主党の候補がダメすぎたというのに尽きる上に、民主党は選挙戦の戦い方も間違えた、自民党がある程度背後関係が無くて、若い人を担ぎ出せていたら、橋下徹でなくても充分に勝てたと思う、ただ橋下候補は大阪府という沈む船に、あえて火中の栗を拾いに行ったことを、大阪府民は評価したという事でしょう。

俺がそのまんま東を選んだ理由 : はてな匿名ダイアリー

これはそのまんま東橋下徹に、宮崎県を大阪府に置き換えて読むことは簡単に出来る、元々有力候補が出揃っていた頃の世論調査では、民主党の候補と橋下徹は接戦だったのに、選挙期間が終わって蓋を開けたらダブルスコアというのは、橋下徹が選挙期間中に大きな支持を得て、民主党の候補が支持を失う失点を自ら積み重ねただけのことです。しかし若い人にまで握手を求めて、訴えかけていたという点でも、共通しているんだよね、選挙戦の戦い方として参考にした可能性はあるでしょうが。
ヨソに住んでいる人は勝手なことを言うけれど、そういう対立候補のことも見ないで、タレント知事、しかも色々とお騒がせな人だったというだけで、大阪府民の民度とか、民主主義がどうの言う奴らは、本当にヤだね〜、と思っていたけど、27日夜の時点でも僕みたいなこを考えていた人が、かなり早い段階でバシっと書いてくれたおかげで、案外伝わっているようです。

【大阪府知事選】 橋下徹氏の初当選確実 : 痛いニュース

まあそりゃこんなチラシ配って、口を開けば橋下候補の悪口ばっかり言って、大阪府の大きな問題の一つの「職員の手当の問題」と「同和・在日利権」には手を出さないと言ってる候補は、そりゃ通らないよ、あっちを通したらそれこそ大阪府民の民度に関わる。今回の結果はタレント候補の知名度勝ちではなく、選挙戦で積み上げていったものの差の勝利です。
しかしここまで早く橋下徹以外の候補がみんなダメだったというのが、きちんと伝わるんだったら、あわててブクマに文字制限ギリギリのコメントとか、危機感持ってすること無かったよ(笑)、というか大阪や関西の人が必死でこの結果について説明して回ってる感じなのは嬉しい。しかし日本の選挙ではネガティヴキャンペーンやマスコミの誘導は、本当に逆引くことにしかならないことを照明してくれた選挙でもあります。

橋下徹「まっとう勝負」橋下徹「まっとう勝負」
橋下徹

最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72 どうして君は友だちがいないのか (14歳の世渡り術) (14歳の世渡り術) 新書365冊 (朝日新書) 行列のできる法律相談書 たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION II

by G-Tools