スポーツを“ドラマ”ではなく“スポーツ”として楽しもうという流れ

この辺の所を漠然と読みながら、「日本シリーズ完全試合継投問題」について書きながら、これにの所を読んでいました。

今日から : コンチハ!三屋です。

「亀田ファミリー問題」
日本シリーズ完全試合継投問題」
Jリーグ日本代表に関わる、協会幹部とサポーターの間の溝」
「バレーボールやフィギュア中継」

これらの問題について並べて見ていると、これまで日本というのは「スポーツをドラマとして楽しむ」という人が多く、それに乗っかってマスコミもスポーツビジネスの人も動いていたけど、「スポーツをスポーツとして楽しもう」という人たちが、多くなってきているのに、それにメディアや協会のえらいさんなんかが、対応できていないという問題、さらにまだまだいる「スポーツをドラマとして楽しんでいる層」ということなのかなという気がしてきています。
もう“浪花節”というのは、スポーツを見る語るに置いて、無くなりはしないだろうし、そういうのを求める気持ちは絶対に残ると思うけど、今までほどは大事じゃなくなってきているように思えます。
それにテレビマスコミを中心としたメディアの方々、一部のOB、各スポーツ団体の協会幹部が、それを分かっていないというのが、いまのスポーツファンと世間やマスコミとの乖離を生んでいるのではと考えています。
だからオーケンの話なんかは、スポーツに興味ない人がメディアからだけスポーツを見ていたら、「ドラマでスポーツを語る」「スポーツ中継(報道)のバラエティ化」の方が主流の流れに見えているけど、リアルなスポーツファンというのは、逆の流れに走っているから、それが対立したり、たまたまマスコミが反対に乗っかったパターンというのが「亀田ファミリー騒動」になったりしているし、他にもいまネットで起きている「日本シリーズ完全試合継投問題」を巡る賛否議論や、かつての「川淵チェアマン解任騒動」だったりするのかと考えています。

体育会系 : Wikipedia

「体育会系」的な価値観の否定派と肯定派の争いというのも、確実にあるように思いましたが、これはまた別の話の時に広げるべきかな? そういえば落合監督も「体育会系」の常識についていけないで、大学野球部辞めてるんですよねえ。