ツール・ド・フランス2007 第17ステージ

レースの内容ではなく、ほぼドーピングと、それについて語り始めた今中さんと栗村さんについてです。レースについては最初のメンショフのリタイアで、完全にレースを中止する気力の最後の部分がポキンと折れてしまいしました。日々イケメンの人が勝ったのも、後でリザルト読んで思いだしたぐらいです。レース最初から最後まで見ていたんですが。

ドーピングについて考えること : くまの自転車観戦日記

栗村さんはこれは“魔女狩り”であり、政治力の弱い自転車界が犠牲になっていると主張を展開。まあ確かにオペラシオン・プエルトでは、相当な数のリーガ・エスパニョーラの選手達もリストにはあがっていたはずなのに、全く名前出てませんからね、それを思うと今中さんや栗村さんのいってることのほうが、僕にはしっくり来ます。
栗村さんの涙声での主張は、放送開始から何時間経っても止まらず、個人的には今回のラスムッセンの方は、取り締まる側、イメージ悪化を恐れた側の方が、ルール違反をした部分もあることは認められるべきだと思う。ドーピングの処分とかに関しては、明らかに処分する側にもルール違反が横行していて、取り締まる側も取りしまわれる側もルール違反をしている体制では、栗村監督が言うようにドーピングを防ぐことは出来ないでしょう。
僕はいま自転車ブログ界隈で話題のベルギー人のような図太さや、タケルンバさんが紹介していたアメリカ人の寛容すぎるメンタリティは持ち合わせていないけど、例えば一部の欧州の国のように、ツールの中継や新聞報道を止めてしまうというのは、あまりにもヒステリックな対応ではないでしょうか?
また多分なんか書きます。レースは逃げ集団に乗ったイケメンが、このツールからTTスペシャリストというより、逃げの選手にイメチェンのミラーらを抑えてステージ初優勝。