「さんま神話崩壊」のカウントダウン : 名無しの芸能観察記

今夜私をからくり時計 : たいしょうの『言り独』

この二つの記事を並べて読んで、色々と思うところがあったけど、過去に全部書いたことばかりだった気がするので、全部書くの止めました。過去にこのブログで単独記事で割いたアクセスを稼いでくれたこの記事とか、この記事に飛んでいるこのブログからのトラバにあらかた書き切っております。
しかし一つだけ書くと、やっぱり上岡さんの引退、三枝さん、たけしさんがテレビバラエティの第一線から引き、所さんやタモリさんとの共演が少なくなった現状は、さんまさんには厳しい状況だと改めて思います。年齢が行って、周りの出演者が後輩ばかり、スタッフは相変わらず昔からの人たちという状況が、さんまさんの本来持っている保守性を際立たせている現状はかなりマズイと思います。
「明石家電視台」は一時ほどではないけどまだ面白いし、「さんまのまんま」はゲストによって当たり外れがあるのは昔からでしたが、本人の力そのものが大きく落ちているとは思わないので、何とか次の一歩を踏み出して欲しいですが、紳助さんは僕はそれに成功した人だと思っているし、所さんだってそうだと思うんですが、大昔にヤンタンでたけしさんから「一緒に（スカパー！の）テレビ局を作ろう」みたいなこと誘われたけど断ったというような話をしていたけど、僕はさんまさんにはその時たけしさんに乗っかって欲しかったなあと常に思っています。でもそういうことには興味がない、ある意味で実は最後のテレビスタアなんだなと、明石家さんまという存在は、それだったらテレビの時代がおわろうとしている中で、さんまさんも一緒に終わってしまうのかなと凄い寂しい気持ちになります。
でも本人も分かっているから、最近はフジテレビでかなり真面目に社会ニュースを扱うような番組をやったり、白洲次郎の特集番組をTBSでやったりしてるんでしょうが、僕は「明石家マンション物語」という番組を見たときに、あの番組は面白かったけども凄い寂しくて、あれだけさんまさんが拒否していた『ひょうきん族リターンズ』のような番組をついに始めてしまったと思って、ここからがさんまさんの晩年の始まりだったと思っていて、その前後で現在の「後輩を凄いチェックしてダメ出しする大御所」というキャラが付きだして、でも実際のそれまでのさんまさんってそういう人じゃなくて、若手芸人とかに対して興味が全くないというの隠していなかった時期知ってるから、いまの変にキャラを作っているさんまさんというのは違和感が強いです。まあ昔のさんまさんもキャラ作りは相当していたような気はしますが。
しかしここまでさんまさん愛な僕も、今日はヤンタンも聞かなきゃ、「恋のから騒ぎ」も見ないで、音楽聞きながら、今晩はスカパー！のサッカー中継どれ見ようかと考える、でもせめて面白いラジオはやって欲しいなあ。
書くことはもう無いと言いながら、さんまさんのことになるとやっぱり書いちゃうわ、思い入れありすぎ……。