1992年のドキュメント番組二本のやらせ打ち切り

奇しくも今回の「あるある大辞典」と同じく、関西の放送局が起こした事件で二つともあるんですが、昨日のブログでも触れた「素敵にドキュメント」の方は、路上で取材対象にした女性が実は無名のタレントだった「どーなるスコープ」の方は看護婦ではなく看護学生やアルバイトなどの「替え玉」と、どちらもいまのテレビ界なら“演出の範囲”で押し切ってしまうそうな事例だったのに驚き、14年前なら謝罪と番組打ち切りに発展するようなことが、いまは堂々と行われるようになっているんだから、そりゃモラルは低下する訳で、今回のような事件は起きるべくして起こったと考えてよさそう。

テレビ―「やらせ」と「情報操作」

テレビ―「やらせ」と「情報操作」