格差社会容認が招くもの

格差社会容認が招くもの : 大石英司の代替空港

宗教的な事もあるのかもしれないけど、実力主義格差社会というのを実現して、ある程度巧く国が回っているところって、何だかんだ言っても福祉とか何とかで、競争社会におけるいわゆる“負け組”みたいな人たちも生きていけるようなものが、有形無形で色々とあるからという気には最近なっています。日本は例えばお金持ちがあんまり寄付とかしないというのも端的な一例としてありますが、負け組をそのまま見殺しにするという社会はちょっと怖い。自分たちの将来というのもあるけど、勝ち組の人たちにとっても治安維持とかの不安を抱える社会とかに直結していくと思う、この辺は「格差を無くそう」という平等主義といった理想を掲げているのではなく、みんなが最低限幸せに生きていく為の生きる知恵だと思います。