「第28回ABCお笑い新人グランプリ」
三枝師匠、オープニングからギャロップのボケを一つ潰さないで(笑)、審査員はいつも通り審査委員長は大竹まことですが、町田康がいないのにショック大きすぎ。なんか変な審査員に戻ってしまったなあ、まあでもこの審査員の面子なら大竹まことが以前みたいに好き勝手できるかも知れない。宮崎哲哉、室井佑月、田丸麻紀ってなんだよ。町田康、大林素子、原田伸郎でもういいよ(笑)。
ギャロップ 漫才「父さんの子じゃないんだ」
「海外通販」のネタを二本目に温存したというより、どっちも同じぐらい内外的に評価されている作品ということじゃないかなと思うんですが、M-1とABCで同じネタを続けてやるのも本人達の中でどうかと思う事もあるでしょうし、M-1準決勝、敗者復活戦は「海外通販」だったけど、三回戦はこっちで爆笑を同じ会場で取っていたゲンの良いネタですし。
プラスマイナス 漫才「犬を飼いたい」
審査員はプラスマイナスみたいなの嫌いという先入観があったんで、序盤にもたついた事もあってダメかなあと思ったけど、今年はお笑い素人みたいな審査員が多くて良かった。まあでもこの中にはいるとレベルが違うのは確か、もっと早い時期に抜け出しても良かったと思う。
鎌鼬 漫才「言葉の力」
コントではなく漫才で登場した事に驚き、結果的に一番評価の高いネタを決勝に残せたし、二回やって漫才とコントを披露とか、全てに置いて良い風に回ったと思います。
スマイル 漫才「頭の回転が良くなるゲーム」
スマイルはどれだけ受けても、入賞とかは難しいかも知れない。審査員が押しづらいタイプであるのは確かでしょう。
銀シャリ 漫才「披露宴のプログラム」
M-1準決勝でやったネタ、M-1敗者復活戦、オールザッツとあれだけ立て続けにスベったから、「一週間」はやらないだろうなあと思っていたけど、やっぱりやらなかったか、2006年の大阪の若手お笑い界で一番ジャンプアップした、ランキングを大きく上げたのは彼らだと思うのですが、それで苦労しているなと言うのが凄く分かる舞台で、今回は鰻さんの口調とか、漫才のいつもの締め方とかを封印してましたけど、これまでYESビル*1のお客さんの前だけでやってきて、絶大な支持を受けていた箇所が、テレビに出たり、M-1で上に上がったりして不特定多数の人が見るようになって、自分たちが一番面白いと思っていて、尚かつこれまで絶大に支持されてきた所に否定的な感想が付くようになって来ている頃だと思うので、少し大変な時期が続くかも知れないけど、これは笑い飯も千鳥も通ってきた所だと思うので、なんとか客に合わせるか、力ずくに正面突破を目指すかは分かりませんが、早く乗り越えて欲しいです。才能あるからいけるとは思いますが。
いがわゆり蚊 コント「キャバクラ」
予選の時は通った事に驚いたんですが、今日は面白かった。けど、二本目への不安があったので、まさか最終決戦に残すとは思わなかった。
天竺鼠 コント「キャサリンとの感動の再会」
「タンパク質」をやらなかったのは、最終決戦に温存したのではなく、最初からやる気がなかったんだと思う。M-1は敗者復活戦、準決勝と微妙でしたしね、もう一本用意していたのは多分「転校生」でしょう。
恋愛小説家 コント「アシカと調教師」
事務所バランス考えたのか、もう出てくんなという大竹まことのメッセージなのかは分かんないけど(笑)、審査員特別賞あげて退場させるのは可哀想な気がします。何年か後にチャンスありそうな人たちだと思うんですが。
田中上阪 漫才「料理番組」
ここも結局ね、スマイルと同じ評価になりますかね。
僕の希望というより予想は、鎌鼬、ギャロップが確定で、あとの一枠は藤崎マーケットか田中上阪。まあでもこの賞は本当に毎度分かんないから、どれか一つでも入ればいいや。希望は鎌鼬、ギャロップ、天竺鼠。以下はゲストのネタ。
チョップリン コント「リズム感の治療」
安田大サーカス 漫才「桃太郎」
アメリカザリガニ 漫才「柳原のポーズ」
NON STYLE 漫才「事故から助ける」
ますだおかだ 漫才「岡田がセコイ」
下ネタからメーカーブランドいじりって、テレビで危ないネタやったなあ。
ブラックマヨネーズ 漫才「車を買いたい」
フットボールアワー 漫才「動物のクイズ番組」
ンズーレのネタ、チュートリアルには勝てなかっただろうけど、M-1でやるのならこっちの方が良かったかな。
最終決戦は鎌鼬、いがわゆり蚊、プラスマイナスの三組。審査員特別賞はキャリア考えると田中上阪かな?