「中央競馬黄金伝説 #54」

「競馬中継復刻版 1990年12月23日 第35回有馬記念 オグリキャップ奇跡のラストラン」

フジテレビ739でやっている、フジテレビの昔の競馬中継をそのまま再放送企画の第二弾、今までオグリキャップの特番は相当見たけど、やっぱり当時のライブをそのままというのには勝てない、フジテレビのスポーツ中継の人たちはやっぱり他の民放の人と比べて分かっている人が多いと改めて思ったけど、なんでこのマインドが地上波では出ないんだろう。
井崎先生のコメント感動、大川アナと大川慶次郎さんの試合後のやりとりも感動、当時の中山競馬場、いくらなんでも人詰め込みすぎ(笑)。
しかしこのオグリの有馬を見て思ったのは、名馬が引退レースと表明して勝った素晴らしさ、これは昔で見てもシンザンとかスピードシンボリぐらいしか思い付かず、他でもサクラバクシンオーノースフライトぐらいしか出てこず、シンボリクリスエスはやり残した事が多すぎという意識が強くて、あんまりこの列には入れたくない。そもそも引退レースになるかどうかレース前には微妙な感じもあったし、他にもシンコウラブリイなんかもいるけど、やっぱり少しレースの格とか馬としての格という話が出てくる。これはエリ女を勝って引退した牝馬メジロドーベルとかファレノプシス)なんかもそう、もう一戦するかも、あと一年やるかもという印象残して結果的にラストレースになったレースを勝った馬というのは、やっぱりこのケースや今回のケースとは意味合いが違う。
そういうことで引退レースをG1の勝利で有終の美を飾るが出来るかというのは、明日の有馬記念のなんだかんだいっても最大のテーマだと思います。でも僕はメイショウサムソンドリームパスポートには、メジロライアン、ホワイトストーンにはなってもらいたくない(笑)。1994年のサクラバクシンオー以来の偉業達成なるか? あれはそこまでじゃないというのなら1991年の有馬以来の大偉業ですが。

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