M-1グランプリ2006決勝ストレートイン八組予想〜個人的願望丸出し編

準決勝に残ってる64組はこちらを参照ください。あと現実的な予想もしているので、もし良かったらこちらを先にご覧ください。
まずこの願望編の予想は選考基準が2004年とかの冒険的だった年と同じぐらいにあると見ます。そして審査員やテレビ局が思い切ってくれて目玉コンビとかが少ないことを良しとしてくれたとして出してみました。
自分の希望枠としてまずは13組まで絞ったんですが、まず銀シャリは流石に足りないなと外し、ジパング上陸作戦やダイアンは同タイプに上がいると考えて外しました。それで残ったのが10組です。ここから8組に絞っていきます。

アジアン(吉本興業 大阪)

今年の二回戦は僕的には同日出番だった笑い飯麒麟と比べても遜色なしの印象、三回戦はマイクトラブルも関係内の貫禄、僕は去年がまだ足りないのに上げられたというのが、馬場園さんの体調不良以上に感じていたのですが、今年は充分に風格も備えてきた感じで、言葉のネタをやっている他のコンビが「アジアンみたいなネタやってる」とまで言われるようになったのは、漫才師としてもタレントとしても一つ上のステージに上がっている。

鎌鼬(吉本興業 大阪)

本来はコント師で、キャラに入ってやっているネタということもあり、漫才という設定のコントをやっている色合いは強いですし、ネタの基本構造は基本的に去年と同じですが、それで一段レベルの高い上に、一般的に受け入れやすいネタに去年と比べてもなっていると思います。

カルパチーノ(吉本興業 大阪)

今年もし出ることが出来たら、普通に麒麟笑い飯の一年目ぐらいのインパクトは与えられると思う、やっぱり“麒麟枠”って言うのはこのぐらいのランクの人達で言ってほしい。

ジャルジャル(吉本興業 大阪)

決勝の審査員に「これはコントだ、漫才じゃない」なんてつまんない事を言う人はいないと思う、あれだけの事をあの大舞台でやりきってほしいし、やりきってくれるであろう人達だからあの舞台に行かせてあげたい。

デニッシュ(山中企画)

ここに名前を連ねている中だと、現時点での能力というのはかなり劣ると思うんですが、どうしてもここは外せないんですよね、やっぱり他の人の予想とか見ていて、我が家とかに結構な票が入ってるのを見ると、やっぱりある程度お笑いファンとか関係者には、新しい漫才のスタイルを持ち込むコンビ、M-1をきっかけに新しい漫才ジャンルが一つ出来るぐらいのことを期待していると思うんですよ、そう考えたときにこのコンビが今年のM-1二回戦、三回戦でやったスタイルの斬新さ、オリジナリティの高さというのはズバ抜けていますから、優勝とか爆笑を取るという意味ではチュートリアルとか笑い飯の方が上ですが、世間にインパクトを与える、衝撃度という意味ではカルパチーノとデニッシュの二組が随一だと思うので、何とかどっちか出来れば両方残って欲しいです。

天津(吉本興業 大阪)

ここは準決勝のネタ次第、もし「○○オタク」シリーズ何かやってしまったら、しまったダイアンの方を残したら良かったと思うことにします(笑)。三回戦あれだけ受けたんだから、もう路線に悩む必要はないと思うんですが……。

藤崎マーケット(吉本興業 大阪)

テツandトモが決勝に行ってるんだから、ここが行かない理由はない、カウス師匠も気に入ってるみたいだし、中田カウスがOKと言ってるんだから、これは漫才の枠内に認められていると思って良いでしょう(笑)。いやでも去年の年末、今年の夏、そして先日の三回戦と「ラララライ体操」を半年おきに改良されたのを見ている訳ですが、去年から今年の夏の段階でもよくここまで高めたなあと思いましたが、まさかあそこまでのものになるとは思いませんでした。あそこまで突き抜けたら細かいことは関係ないですよ。

ロザン(吉本興業 大阪)

ラストチャンス枠というものがあるのなら、ここしかないなと思います。
で、一応10組書きましたが、最初書き始めたときはデニッシュとジャルジャルが一歩劣るかなと思いかけていたんですが、天津は準決勝にどんなネタを持ってくるかという不安が付きまとうし、鎌鼬はある意味でジャルジャル以上にコントと見られる可能性があるなと思ったのと、そういうコントっぽい漫才として見られたときに、ジャルジャルぐらい行き切ってる方が逆に評価されるのではという気がしてきました。ダイアンが期待通りのネタをしてくれて、三回戦までと同じネタをロザンがしたらロザンを外します(笑)。天津もロザンも期待に沿ってくれたら、その時の受けた方で良いです。
ということで、僕のM-1決勝予想願望編は次の八組にします。

アジアン(吉本興業 大阪)
カルパチーノ(吉本興業 大阪)
ジャルジャル(吉本興業 大阪)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
デニッシュ(山中企画)
NON STYLE(吉本興業 大阪)
藤崎マーケット(吉本興業 大阪)
ロザン(吉本興業 大阪)

で、敗者復活戦からはフットボールアワー笑い飯(笑)、もうこの二組が落ちてるという前提だけで、絶対に当たってるわけねえよという予想をお楽しみ頂きました(笑)。ただフットと笑い飯麒麟が三組とも準決勝で落ちるというあり得ないことが起きたら、票が分散して東京ダイナマイトトータルテンボスが上がってくる気もする(笑)。
しかしカルパチーノとデニッシュと藤崎マーケットの内、一組だけでも上がってくれたら充分満足だわ、もしこの三組中二組が上がるようなことがあったら、他の六組が誰あろうが文句言わない(笑)。