名前を残した馬たちへ2006〜昨日の風はどんなのだっけ版
去年は参戦せず、一昨年は力入れすぎて、最後の一回分出来ないで尻切れでしたが、今回は一気に全部書きました。2005年に供用を停止した種牡馬の一覧を振り返る企画です。元は「不定期更新競馬日記(第5版)」さんが2004年からやっているシリーズ企画です。
基本的な種牡馬の紹介やデータなどは、元の「不定期更新競馬日記(第5版)」さんや、はてなキーワード参照で、僕は自分の印象論だけでダラダラと書き進めました。
アブクマポーロ 父クリスタルグリッターズ 母バンシューウェー 1992年生 用途変更
これだけの馬があっさり廃業なのは辛いところ、他の地方の名馬のように細々とチャンスを待てる環境がなかったのが残念、クリスタルグリッターズは牝馬の質、種付け料を考えると大成功といって良い種牡馬だけに、後継種牡馬が牝馬の量に恵まれていない馬が多いのは寂しい。九州の生産者に求められるとか、韓国輸出とかのチャンスはなかったのでしょうか。
アラムシャーIRE 父Key of Luck 母Alaiyda 2000年生 輸出:アイルランド
一応リースだけど、このまま所有者が誰かは分かりませんが、もう日本には帰ってこないでしょうね、初年度産駒には社台での募集馬とかもいます。
ウィズダム 父サンデーサイレンス 母ミスティーグリーン 1996年生 用途変更
結構、母父トウショウボーイが決め手みたいな形で種牡馬になっている馬は、いまだに毎年結構いるんですが、結局直ぐに廃用しちゃいますよね、生産者にとって見たら昔トウショウボーイ、今サンデーサイレンスというぐらい気合いの入る種付けだったんでしょうから、その結晶として生まれた馬は種牡馬にしてみたいんでしょうね。
ウイニングチケット 父トニービン 母パワフルレディ 1990年生 用途変更
ちょっと見切られるのが早くないかという気もしますが、この馬に関してはオセアニアへのシャトル種牡馬というのが、もう数年早く本格的に始まっていたら、シャトルに熱心なスタリオンセンターに住んでいたら、サクラチトセオー共々、南半球に活躍を広げられたんじゃないかという思いが凄く強くあります。ジャングルポケットがあれだけ人気していることを考えるとオセアニアへのシャトル試して欲しかった。「寿司政」のCMももう10年一昔前のことになってしまった。
ウェイオブライトUSA 父Woodman 母Salchow 1996年生 輸出:オーストラリア
そのオセアニアとのシャトル種牡馬、オセアニアの2歳路線では重宝されそう。日本では活躍馬無し社台としてはどうするんだろう。荻伏に住ませた上でシャトルにするか、社台所有のまま南半球を主にしてオファーがあったら北米や欧州にもシャトルに出すか、それともこのまま売却するか、そろそろ決断される時期だとは思う。
エブロスUSA 父Mr.Prospector 母Scuff 1986年生 転売不明
ビーマイナカヤマ、ポレール、ヤングエプロス、中西さんも書いてるけど、これだけ活躍馬出してるんだから、功労馬として遇してやれよ。ビーマイナカヤマはあとどのくらい種牡馬続けられるかな?
エムアイブラン 父ブライアンズタイム 母ユキグニ 1992年生 用途変更
この馬はCBスタッドが潰れたときに、そのまま廃用にならなかっただけマシだと、自分で自分を言い聞かせるつもりです。CBスタッドが潰れたと同時に廃用になったこのクラスの種牡馬沢山いたからね、地方の重賞勝ち馬ぐらいはある程度供用していたら、何頭か出していたと思いますが、ブライアンズタイムやトニービンはサンデーサイレンスと比べるとこのクラスの種牡馬はキツイよ。
エーピーダンサーUSA 父Nureyev 母Savonnerie 1990年生 輸出:韓国
韓国輸出馬ですが、案外こういう血統先行みたいな馬の方が、成功したりするもんなんですよね、頑張れ。
オジジアンUSA 父Damascus 母Gonfalon 1983年生 輸出:アメリカ合州国
なんか成功例もエンドスウィープとかあるけど、どうもマル外や持込が走ったからといって、その父連れてきても活躍しないこと多いですよね、シャルードとかハウスバスターとか、功労馬として繋養される為に帰国できて良かった。
オースミジェット 父ジェイドロバリー 母テンザンオトメ 1994年生 輸出:韓国
とりあえずダートしかない韓国への輸出は絶対にプラスでしょうが、ジェイドロバリーは日本に連れてこられなかったら、今頃アメリカを父系で席巻していた可能性もある種牡馬だと思うので、このクラスは何とか何頭かアメリカに還流出来ないかなと思っていました。
キョウワダイキチUSA 父Mr.Prospector 母Miss Brio 1995年生 死亡
超良血馬を海外のセールで良く買っていたキョウワのオーナーの馬、超良血の牝馬との配合もあるようですが、奇跡は起きるか?
クエストフォベスト 父トウショウボーイ 母ダイアナソロン 1990年生 用途変更
夭折したヤマトダマシイ共々、藤澤調教師がこの二頭で天下を取れると公言していた良血馬ですが、もうこの血統では騒がれない時代に種牡馬になってしまったのが不幸でしたが、この成績でここまで供用して貰っただけでもありがたいか、ビジネスチャンスが勝ち切れていたらと思う、もうちょっと長い距離を芝で使ってみて欲しかった。
クラカゲオー 父コトノアサブキ 母クラエイブル 1986年生 用途変更
倉見牧場のオーナーブリーダーホース、クラローレル、クラダイギンガとクラ冠の名馬を多数輩出、クラダイギンガがこれから売りだそうという時にレース中の故障で引退したのが悔やまれますが、この馬自体の馬生はこれまでもこれからも良いものだと思うけど、クラダイギンガが交流重賞とかに出てこられていたらとは思います。
グランドオペラUSA 父Nijinsky 母 Glorious Song 1984年生 死亡
この馬に関しては栄光ある種牡馬としての馬生を終えたと言って良いでしょう。メイセイオペラが韓国に渡ってしまいましたが、アマゾンオペラはどうしているんでしょうか?
クリスザブレイヴ 父ノーザンテースト 母クリスザレディー 1994年生 用途変更
輸出先の北京龍頭牧場のサイトが無くなっているんですよね、そもそも北海グループが倒産してるし、この馬だけでなくスリルショー、ゴールデンフェザント、タイトスポットも心配です。特にゴールデンフェザントはヤマニンアラバスタの活躍見ると復帰させること出来ないかと思いますよ。
クリミナルタイプUSA 父Alydar 母Klepto 1985年生 死亡
功労馬として帰国する準備中に亡くなってしまったのは可哀想だった、しかしAlydar系って、日本では結構種牡馬、マル外などで来ているけど、リンドシェーバー以外活躍していない。
クロコルージュIRE 父Rainbow Quest 母 Alligatrix 1995年生 輸出:アイルランド
まあそりゃ日本向きじゃないでしょう、という所でしょうか。そもそもイスパーン賞でエルコンドルパサーに勝ったから輸入しましたという所もありましたし。
ゴーナウ 父トニービン 母フェアリードール 1997年生 用途変更
トゥザヴィクトリーの半弟ということで種牡馬入りしたと思われますが、初年度12頭も種付けしているのに、この年を最後に廃用となっています。
ゴールデンステート 父マナード 母コーホール 1984年生 死亡
岩手でかなり長く繋養された馬ということですが、さっぱりデータなし、1995-1997年の関口隆哉さんの『最強の種牡馬データ辞典』とかも引っ張り出してきましたが、載っていなかった。10年前の時点で950頭とか掲載している種牡馬辞典に載っていなかった馬が、ここまで細々と種牡馬続けているのも凄い。
ゴールドプルーフ 父ゴールドレット 母サンウーマン 1995年生 用途変更
ゴールドレットの後継として鹿児島のホースランドあいらに迎えられたけど、種なしだったということで、残念ながら種牡馬として使えずに用途変更、ただまだ生産者は可能性を捨てていないようで、療養の後の再チャレンジの可能性があるそうです。
ゴールドレット 父ボールドアンドエイブル 母ミナレット 1979年生 用途変更
ということで、ゴールドプルーフによって血の継承がなされなかったことは残念です。
サフロンウォルデンFR 父Sadler's Wells 母Or Vision 1996年生 輸出:アイルランド
もうこれは中西さんも書いてる通り、二代母父とか三代母父で日本で活躍してくれることを期待するだけです。
サンキリコUSA(父リィフォー/母 Nell's Briquette,1985) 死亡
リィフォーの系統も日本が絶えさせてしまうんでしょうか、晩年の産駒マイネルマリクはもったいなかった。リィフォーの系統でいうと、ダイワテキサスがトロメオのルートで現役種牡馬ですが、何とか根こそぎ買ってきた責任は取って欲しい。
サンゼウス 父トウショウボーイ 母リキサンサン 1991年生 用途変更
この馬もこのぐらいの良血では潰しがきかなくなった時期なのが残念、種牡馬引退の年がクエストフォベストと同じになったのは何の因果でしょうか。まだ荒尾で現役のトウショウゼウスに地元重賞ぐらいのもうひと花は期待したいです。
サンプレイス 父サンデーサイレンス 母サンシャインステラ 1995年生 死亡
父サンデーサイレンス、母父トニービンの草分け的存在。三代母がダイナアクトレスの母のモデルスポートだから、社台の結晶のような結構な良血馬、現役時代からひ弱な印象でしたが、10歳で疝痛の為死亡という残念な最後でした。
シアトルスズカUSA 父 Theatrical 母サザナミ 1991年生 用途変更
種牡馬になっていることに、何年か前に気付いて驚いた記憶があります。スマートボーイのグランド牧場の生産馬ですが、グランド牧場も種牡馬増えてきたので、仕方ないところでしょうか。
ジョリーズヘイローUSA 父Halo 母Jolie Jolie 1987年生 死亡
何となくCBスタッドの失敗種牡馬イメージ強かったんですが、イーストSで種付け頭数も結構集めていました。マルガイとして走ったスーパーナカヤマのお父さんですか、事故でお亡くなりになったということで、合掌。
ゼネラリストGB 父デインヒル 母Ruthless Rose 1993年生 用途変更
皐月賞や天皇賞がもう少し早く開放されていたらとか、香港遠征があのころ既に身近になっていたらとか色々思います。この馬もシャトルとかのチャンスなかったかなあと思う、というか今でもタマ取ってなかったら、ニュージーランドとかに売り込めそうな気もするけどどうだろう。
タイキエルドラドUSA 父Theatrical 母ロイヤルブライド 1994年生 用途変更
マチカネアレグロとかもそうだったけど、マル外で主な活躍の舞台が長距離という馬は、種牡馬として敬遠されるなあ、何かでも活躍の舞台はなかったかと思います。
タイキブリザードUSA 父Seattle Slew 母ツリーオブノレッジ 1991年生 用途変更
この馬はある程度、大樹ファームは辛抱強く使うべきだし、藤澤調教師も責任持って産駒を面倒見るべきじゃないかなあと思うのですが、いや面倒見た結果がヤマノブリザードの転厩だったんですけど、あれはでも朝日杯までは道営チームでやるべきだったと、今でも思ってます。タイキブリザードもヤマノブリザードも、あんまり藤澤先生向きの馬じゃなかった気がする。あとブリーダーズCは絶対にマイルの方を使うべきだったいうのも、いまだに言ってやります。
ダイタクアスリート 父トニービン 母ストームサンデー 1997年生) 用途変更
いた、ということしか覚えてない。ダイタクのオーナーが倒産してなかったら種牡馬続けていたのかな? さすがにヘリオス、ヤマト、サージャン、リーヴァといること考えたら、そうでなくても苦しかったか?
デヒアUSA 父Deputy Minister 母 Sister Dot 1991年生 輸出:オーストラリア
この馬もマル外や持込の時ほどの活躍が出来なかったですね、デヒアかデヘアかで珍名論争が起きていたのは、今や昔の懐かしい話。
トロットスターUSA 父ダミスター 母カルメンシータ 1996年生 輸出:韓国
トロットスターがそこそこ走っていた時期に、ダミスターの種付け頭数が全く伸びていなかったこと、トロットスターの種牡馬入り後、配合相手集めることに苦労していたこと、そして今回の早めに見切られての韓国への輸出、全て納得できねえ。
トーヨーリファール 父Relaunch 母サンダードーム 1990年生 転売不明
この馬に関してはリアルタイムで書いた通りです。ナイスネイチャと同級の弟分として応援していました。結局、ナイスネイチャが回避して丸く収まったんですが、既に老いが見えていたナイスネイチャと、前哨戦で二着に入ってそこそこ穴人気して実際に4着に入った時の天皇賞で、一週前の段階の松永昌博の騎乗予定がナイスネイチャになっていたのは、この馬には申し訳なかったけど嬉しかったのを覚えてる。ダート交流の時代だったらGI勝ってたかも知れないけど、芝・ダ兼用で印象深い活躍はなかったかと思うと、どっちが良かったかなと思います。シェフリブスターみたい、どっかで実は生きてましたということがあることを改めて願う。
ナトルーン 父Akarad 母Niece Divine 1984年生 死亡
この馬は90年代中盤ぐらいの血統の本で、日本で飼い殺しはもったいないと書かれていたのを、どっかで読んだのを覚えています。アウザールとかもそうだったけど、こういう馬は連れて来ちゃダメだよね、今みたいにお返しすることがなかった時代だったから余計に、代表産駒のトラストカンカンはサムソンビッグ共々、あの当時の競馬ファンは今にもっと語り継がなきゃダメです。僕も頑張ります。
バンブーパッション 父バンブーアトラス 母ファナバンブー 1988年生 用途変更
結構バンブー牧場には大事にされていたんですが、案外バンブー牧場の牝馬には付けにくい血統なんですよね、ということは次のバンブー牧場の90年代の二本柱にも言えることなんですが。
バンブービギン 父バンブーアトラス 母フォローバンブー 1986年生 用途変更
主戦の南井騎手が、オグリキャップとかより上みたいなことも匂わせていた時期があったんですけどね、バンブー牧場は結構力入れていただけに、この馬を種牡馬として通用させられなかったのは、ある時期にバンブーの活躍馬が止まっていた理由でもあったような気がします。
バンブーメモリー 父モーニングフローリック 母マドンナバンブー 1985年生 用途変更
実はこの馬はビギンとの兼ね合いで、案外バンブー牧場の牝馬も集まっていないんですよね、「武豊が愛した馬」もほぼノーチャンスに近い状態でしたが、これだけ長く供用されたことだけでも良かったでしょうか。最後の最後にティコティコタックとかスプリングバンブーあたりと配合してから引退させて欲しかったというのは、贅沢な希望でした。
ビワシンセイキ 父フォーティナイナー 母オシアナ 1998年生 輸出:韓国
オースミジェットで書いたことと同じ事ですが、フォーティナイナーの血をアメリカに還流する為に、アメリカに売り込めなかったかなあ、ってこれ前に書いてるなあ、しかも二度も、感想はどう考えてもやっぱり全くオースミジェットと同じ言葉ばかりです、韓国はダートだけだから活躍するかもとか、そんなんばっかりです。
ビワタケヒデ 父ブライアンズタイム 母パシフィカス 1995年生 用途変更
CBスタッドが潰れたときに、社台SS荻伏に移ったのは意外だった。ノーザンホークパークで乗馬になっているようなので、行かれる方は可愛がってやってください。
ビワハヤヒデ 父シャルード 母パシフィカス 1990年生 用途変更
ミホノブルボンもそうでしたが、この時期に少しブームになっていた現役時代のオーナーが自己所有のままで、シンジケートとか募集しないで、種付け投数もある程度厳選するという方針は、ニホンピロウイナーが成功したぐらいで、後はほとんど全て失敗してしまいましたね、奇しくもビワハヤヒデはこの馬が繋養された直後ぐらいから、多頭数種付けが主流になり始めるんですよね、ビワのオーナーも力を失ったり、生産者の早田牧場の事件とかも、不運なことが多かった。でもこれだけの一時代の名馬、何とかある程度老いるまでは種牡馬続けてやれないもんでしょうか。
フレイズUSA 父Strawberry Road 母Zalataia 1988年生 輸出:アメリカ合州国
現役時代のオーナーに買われて、功労馬としてアメリカに帰っていったけど、帰国直後に死亡、アメリカの土をもう一度踏めただけで良かったと思うべきなのでしょうか。
プレミアムサンダーUSA 父Easy Goer 母Seattle Dawn 1994年生 用途変更
イージーゴーアーの貴重な血統、どっかでチャンス与えてあげたかったですが、この成績では仕方ないかなあ。
ホスピタリティ 父テュデナム 母トウコウポポ 1979年生 用途変更
代表産駒のドクタースパートはまともに新内国産種牡馬が不遇の時期に種牡馬入り、母父として輩出したオフサイドトラップは自身より先に用途変更に、渡邊オーナー、自身の持ち馬じゃないですけど、ドクタースパートがまだ元気な内にチャンスあげてみてくれませんか? そんな余裕があったらオフサイドトラップを用途変更にしていないでしょうが。
ポリッシュパトリオットUSA 父Danzig 母Maria Waleska 1988年生 用途変更
ダンツィヒ系のぱっとしなかった種牡馬。としか確かに言いようないなあ(笑)。とにかくスカイアンドリュウ頑張れということですが、プラウドマンを一発出したイクスクルシヴヌレイエフと微妙に印象が被る、血統とか全然違うんですが。
マイニングUSA 父Mr.Prospector 母I Pass 1984年生 転売不明
輸入前の活躍馬とか、ゼンノロブロイの母父とかいうの見てると、この馬は日本に来ない方が幸せだったかなあと思う、残念な感想ですが。
マイヨジョンヌ 父リヴリア 母アンフィニィ 1990年生 用途変更
同じリヴリアのナリタタイシンの大失敗を見ているから、期待は全くしてなかったけどね、ここまで供用してくれたことにお礼言いたいです。この企画は好きな馬ほど言葉少なくなるなあ(笑)。
ミシルUSA 父Miswaki 母April Edge 1988年生 用途変更
言語化しろと言われたら困るんですけど、フレイズとかミシルとか、何となく日本に通用しそうで通用しない種牡馬の流れってありますよね、ジャパンCに種牡馬としての顔見せで来て、大した成績残してないとか、G1沢山勝ってるけど、北米の芝やイタリアのGIが多くを占めているとか、中途半端に父系が日本でGI馬出してるとか、その辺のイメージを総合して、何となく通用しなさそうなプロフィール。まだ18歳なら、この馬も生まれた国に返してやりたい。
モガンボUSA 父Mr. Prospector 母Lakeville Miss 1983年生 用途変更
あれだけ輸入していたらそりゃ失敗するのもいるよなと、牝馬の量とか考えると代表的なミスプロ系失敗種牡馬に上げられてしまうのは仕方ない。代表産駒は障害のメイショウワカシオ。
ヤシマジャパンUSA 父フォーティナイナー 母Big Dreams 1994年生 輸出:韓国
松山厩舎の期待馬ってこの馬あたりから期待だけで終わる事が多くなったような気がしています。その他の感想はフィールドアスカとほぼ同じです。
ラシアンゴールド 父ラシアンルーブル 母サリーベル 1988年生 用途変更
勝ち上がった馬とか見ていると、もう少し質の高い牝馬集めれてたら、はっきりいってメイショウホムラと同程度ぐらいのチャンスがあれば、この馬にもメイショウバトラーのような産駒を出すチャンスがあったかも知れない。
ランドショウザン 父ブレイヴェストローマン 母アグネスゼアー,1988) 用途変更
ブレイヴェストローマンもトウショウボーイと同じく、こういう種牡馬沢山いますね。
ルイボスゴールド 父ホリスキー 母コガネサクラ 1992年生 死亡
種牡馬になっていたんだという感動が先に来る、ホリスキーはあれだけ活躍馬出してるのに、種牡馬入りしている牡馬がほとんどいないので、何とか頑張って欲しかったのですが、このクラスの馬だと死んでも報道されないから死因が分からないのが辛い、いやトロットサンダークラスでも報道されてない例はあるんですが。
レオリュウホウ 父ダンシングブレーヴ 母キヨヒホウ 1995年生 用途変更
種牡馬にしたんなら、もう少し辛抱してもらいたいなあとも思いますが、人気薄のG2が二つではやっぱりキツイか、ヨーロッパとかに持っていけねえかなと思うよ。
ワシントンパイザー 父Meadowlake 母Carlotta Maria 1994年 転売不明
まあ仕方ないけど、こういう成績の馬を種牡馬にしたんだから、ある程度じっくり出来る環境でやってほしいですね。
ということで、以上全部やり遂げました、しかし二年前に寂しくなって最後まで出来なかったのを思い出しました。もうちょっとチャンスを与えてからでも良いんじゃないかという馬が多いと、どうしてもそういう寂しい感情が先に来ますね、毎年やってる中西さんはエライです。