「吉本漫才大計画 vol.16」収録日:2006年6月29日

なんか全体的に過剰に笑う上に、どうも舞台に話しかけてるっぽい年配男性の客がいた感じですね、特にヘッドライトとアジアンの時に目立ってました。

ヘッドライト 「せーので合わせる→卒業式の割台詞」

NGKだから? 珍しいWスーツ姿、個人的に町田さんは普段からスーツでキャラを対比させても良いと思うのですが、一応代表作といえば代表作ですが、せっかくテレビも入ってるんだし、こんな手垢の付いた設定の古いネタじゃなくて、最近の「手紙を省略する」ネタの方やった方が良いんじゃないかなあ、それも出来れば「親への手紙」の方じゃなく「ラブレター」の方をお願いしたい。ヘッドライトに限らず何ですが、「ニ笑流」とか見ていて思うのは、baseの芸人さんって一部を除いてテレビカメラが入ってるライブでも、そんなに普段と力の入れ具合が変わらないように見えるのは少し気になる。

アジアン 「お互いホメあう」

お互いにホメ合って磨き合おうというネタで、多少いつものアジアンと比べたら変則的な感じ。

レギュラー 「三人であるある探検隊

あるある探検隊」に入る前のネタ運びが、いかにも普段のNGKでトップ出番の時にやってるんだろうなあというような客の盛り上げ方で、完全に場馴れしている感じでやってるのが楽しかった、漫才というより広義にエンターテイメントな感じで、劇場で見たら楽しいだろうなあと思った。
松本さんが一度舞台袖に引っ込むというネタの時に、なぜか一緒に出てきたのが、灘儀武(笑)、すぐに引っ込んで行きましたけど、連れ戻されて一緒に“あるある探検隊”という流れ、あー楽しかった(笑)。

トータルテンボス 「修学旅行→クイズ」

レギュラーに続いてとにかく楽しい10分間でした。やっぱりトータルテンボスはこのぐらいの時間あると面白い。方向性的に「とにかく楽しければ何でも良い」というアメリカザリガニタイプの漫才だから、やっぱり4分前後の賞レースとかは厳しいタイプっぽい。これ半分にしたらこの持ち味は出ないもんね。

麒麟 「ボクシング」

もう川島さんがナレーションで田村さんが動く当て振りのパターンはもう良いよなあ、という感想のみです。あと田村さんの肌の色ネタって、何時ぐらいまで変な抗議なしに続けられるのかなとふと思った。