経営統合へ動く 関西の私鉄文化とは

確かに関西には私鉄文化というのもあるし、JRや市営地下鉄も含めた沿線というのを格にした独自のコミュニティというのは地域よりも根強いものがあり、それが独自の文化圏ともなっているし、他の沿線圏との距離感なども相当にあるんですが、ただここで紹介されている庶民の声や大学の先生の分析にもバラツキがあるように、その違いの取り方というのは、その文化圏によって全く違っているので、説明出来る人っていないんじゃないと思う、余所の人には理解できないし、その中にいる人にはあまりにも自分たちの沿線以外のことを知らないし、知ろうともしてないから説明できない。そもそもキタとミナミという文化圏の違いすら、余所の人にはやっぱり理解できないみたいだし、中にいる人達もここまで理由なく別れていることってないと思うもん、歴史も流行も関係ないのがキタ派、ミナミ派の派閥なわけで、余所の人には理解できないし、内にいる人も理解の出来る説明は難しい、これが沿線という所まで広がっているんだから、やっぱり誰でも訳が分かんないだろうと思う、この記事で大学の先生が語っていることは、「そんなに単純じゃない」というツッコミと、「そんなに複雑じゃねえよ」というツッコミが両方とも色んな所からはいるような気がします。
昔、岡田斗司夫さんがボツ原稿になったという、このテーマの原稿をイベントのプレゼントで貰ったんですが、僕は凄い腑に落ちる解説していたけど、ただそれも僕と岡田さんが同じ沿線文化圏出身だったからという可能性は大いにあると思います、他の人が見たらどう思うかは分かんない。
東京新聞)(情報元:「日々是好日」